2025年12月08日

鋸山の日本寺(5)

 浜金谷駅に戻ってきた。あと十分ちょっとでフェリー乗り場に行くのは無理かと思ったが、徒歩でぎりぎり間に合った。おみやげを買っている暇はない。乗船すると、船はすぐに動きだした。一番上の甲板に出ると、風が冷たくうねりで船は揺れていた。富士山がシルエットになっているので撮影した。夕陽も美しいので、雲間から顔を出し、すっかり沈むまでをカメラに収めた。
 全長三百二十メートルもあるコンテナ船が近づいてきた。ぶつかったらフェリーはひとたまりもない。東京湾を出ようとするコンテナ船を待ち、その船尾の方にゆっくりと進んでいった。金谷と久里浜の間は、所要四十分なのだが、少し時間がかかったようだ。船内の売店は、横須賀のおみやげばかりなので、買うのはよした。
 久里浜港からはバスで十分、京急久里浜駅に移動した。夕食を食べるところを探していた。今回の短い旅も終わりを告げようとしている。

2025年2月21日 銚子着。銚子電鉄に乗る。犬吠埼を歩き、屏風ヶ浦で夕陽を見る。銚子泊。

2025年2月22日 銚子を出て東金線経由で浜金谷に出る。鋸山の日本寺に参拝。浜金谷からフェリーで久里浜に出て帰宅。


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2025年12月07日

AndroidでMIDIを楽しむ

 なぜ今、AndroidでMIDI? と思われるかもしれない。パソコンを買い換えて、再び複雑な設定をするのかと思っていたが、実はAndroidでも高音質の再生が、簡単にできるのを最近知った。MIDI Player(Volcano Mobile SNC)ならサウンドフォントも使えるからである。
 事前にパソコン内のMIDIファイルをまとめて、Androidの本体に転送しておく。Google Playストアで無料版をダウンロードして起動する。Android内のMIDIファイルへのアクセスを求められたら、許可をすればただちにMIDIファイルを鳴らすことができる。
 ただ、デフォルトの音源では満足できない場合は、MIDI PlayerをPremium版にアップグレードする。450円支払っても、Premiumにアップロードできない場合は、いったんAndroidからMIDI Player (Volcano Mobile SNC)をアンインストールして、改めてダウンロードし直すと、無料版ではロックされていた機能が使えるようになる。
 サウンドフォントが使えるようになったら、
手持ちの物で試してみればいいが、サウンドフォントの多くはGS向けに作られているので、GSの曲なら再生されても、XGのファイルだと、別の楽器が鳴ってしまったり、楽器の一部の音が鳴らなかったりする。そのためには、XG対応のサウンドフォントを探す必要がある。XGを名乗るサウンドフォントで、バランスが良くいい音で鳴るのはYamaha XG Sound Set (Remap)である。
 演奏の前に細かな設定をしておいた方がいい。Polyphonyは一度にいくつの音を鳴らすかで、64から1024まであるので、スマホの性能に合わせて調整する。Bank Modeはバンク切替モードで、GMとGS、XG、MMAがある。MMAに設定すると、GMの音しか鳴らない。ファイルによって、GSかXGに手動で切り替えなければいけない。不明の場合は、とりあえずGSに設定しておく。Reverbは音に反響をつけるか、Chorusは音に厚みを与えるかで、ともにチェックを入れておいた方が、演奏がより自然な感じになる。
 ただ、容量の小さなサウンドフォントだと、たとえバランスが良くても、チープな音になってしまいがちである。生の楽器の音色に近い音を求めるなら、数ギガのサウンドフォントでバランスのいい物を探す必要がある。お勧めなのは、Hidef.sf2である。3.94ギガもあるので、古いスマホだとフリーズしてしまう。モトローラのスマホは、安価な物でも再生可能なので驚いてしまった。この音色を聴いたら、他のサウンドフォントなど、もうお払い箱である。
 それにしても、MIDI PlayerのPremium版は高性能である。わずかの出費とサウンドフォントの入れ替えで、これほどいい音を出すのだから、パソコンでやっていた複雑な設定ともおさらばである。
 なお、MIDIの場合には、ファイルの読み込みから再生までにタイムラグがある。重いサウンドフォントの場合はなおさらである。読み込みに10秒以上かかることもある。すぐに音が出ないからといってあわてないこと。


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2025年12月06日

鋸山の日本寺(4)

 日本寺は1939年(昭和14年)の大火で、堂宇の大半が焼失してしまい、再建が進められている。本堂や仏塔は工事中で、一般の立入は禁止されている。
 心字池の辺りまで来ると、近くに無料駐車場がある。観音堂と仁王門は修理中のようだった。そのままどこまでも石段を下りていくと、ようやく寺の境内から出た。すでに四時半を回っていたが、保田駅まではさらに三十分以上かかった。
 内房線で保田駅から浜金谷駅まで一駅だが、その間に長いトンネルがあった。鋸山の下をくぐるトンネルである。とにかく、鋸山の中を随分巡ったというわけだ。(つづく)


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