気功の基礎は小周天である。これは体の前面の任脈と体の背面の督脈に気を流すものである。自分の場合は、蔵密気功(チベット密教気功)の攤死法(たんしほう)で習得した。「フーム」という真言が、頭頂の梵穴に飛び込む際に、白く輝く球になると観想するもので、イメージとともに「フーム」の音を用いることで、容易に「気」を全身に移動させられる。
チャクラの数は諸説あるが、一般には脊髄の付け根から頭頂までの7つのチャクラが用いられる。一方、カバラの中央の柱の瞑想では、頭頂、首の下、心臓、性器、足の5つの箇所に光の球を観想する、ヨーガのチャクラと比較すると、チャクラでは扱わない足の先も、観想の対象としている。これは気功で言う「湧泉」というツボに相当する。7つのチャクラが気功の小周天の範囲にとどまるのに対し、中央の柱は大周天に相当すると考えられる。
チャクラ瞑想を平行して行っている場合は、気功の湧泉の位置に、金色の光をイメージして、「ラーム」という真言を唱えることで、頭頂の梵穴から降ろしてきた気(プラーナ)を、湧泉から大地に流すようにイメージするといい。
全身に気を巡らせることが、大周天を習得する上で欠かせない。攤死法が有効であるが、さらに簡易な方法がユーチューブで紹介されていた。両手を外側に広げるように上げて、掌の間に気が集まってくるとイメージする、それを球の大きさに圧縮して、梵穴に流し込んだら、掌とともに気を、中央脈管を通して丹田に降ろし、さらに左右の足の内側の経絡を通して、湧泉から大地へと流す。その間、体を前屈させて、掌の動きとともに気を移動させていく。
次に、大地の気を湧泉から吸いこむとイメージし、足の外側の経絡を通して、背中の腎臓あたりまで気を移動する。手を背中まで回したら、今度は上から背中の方に掌を回し、気を引き上げるとイメージして、頭頂まで移動させたら、再び梵穴から気を中央脈管に流し込むのである。これを好きなだけ繰り返せばいい。これについては、以下のユーチューブの動画を参考にした。
https://youtu.be/k8aDR83iwd8?si=vvK5oQVh8UjCGKGD
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
X(Twitter)
https://twitter.com/lebleudeciel38
Telegram
https://t.me/takanoatsushi
GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
X(Twitter)、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!