2024年12月08日

S.M.S.LのDS100というDAC

 コンピューター用のDACをもう一台ほしいと思っていたのだが、AmazonでS.M.S.Lという中国製のDACが、割引価格1万円で売っていたので買ってみた。
 中国製といっても、最近の中国製オーディオはバカにできない。国産の半値以下で同等以上の音を出す。コメントの方も好評だった。しかも、PCMやDSDだけではなく、MQAにも対応している。MQAは開発元の経営が行き詰まり、存続が危ぶまれたのだが、今でもMQA-CDなどが発売されているので、消滅の危機は乗り越えたようだ。自分も相当数のMQAファイルを抱えているので、MQA対応のDAC以外は考えていなかった。
 届いたので梱包を開けた。本体とUSB接続用のコード、合格証と簡単な説明書が入っている。S.M.S.Lのホームページに行って、DS100用のドライバーをインストールした。それについての記述はなかった。そんなの当たり前だろということで、記載しなかったのだろう。
 S.M.S.Lのドライバーをインストールすると、SonyのMusic Center for PCでも音は出たが、MQAはデコードされないようだ。やはり、Audirvanaやfoobar2000でなければデコードできないようだ。Audirvanaを起動して設定をする。DS100は単体でMQAをフルデコードする。MQAデコードを示す青いランプがついた。音質は申し分ない。いい買い物をした。
 なお、Amazon Musicでハイレゾの再生する場合は、Windowsのシステム→サウンドで、スピーカーから出力する音質の設定をしないと、本来のいい音で再生されない。デフォルトでは排他モードもオフになっているから、その都度オンにすることもお忘れなく。


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2024年10月30日

Qobuzの日本での配信が始まった(2)

 Qobuzに関しては、ストリーミング・サービスに注目が集まっているが、今回はダウンロードサービスについて触れてみたい。e-onkyoの元ユーザーは、「アカウントの移行」を最初に済ませておくこと。これによって、e-onkyoでのポイントがQobuzコインに変換される。Qobuzコイン1は日本円1円に相当し、アルバムを購入する際に割引に使える。
 販売されているアルバムの数は、e-onkyoの時と比べて増えている。ハイレゾばかりでなくCD音質のアルバムも販売されているからだ。同じタイトルでもハイレゾの方が数百円高く設定されている。e-onkyoの時になかったハイレゾのアルパムが、新たに加わっているので、どんな楽曲があるかサイトを調べてみるといいだろう。
 ダウンロードする場合は、Qobuzのサイトでクレジットカードの情報を入力する。支払いが完了すると、「マイアカウント」の「購入済みの音楽」のリストにアルバムが加わる。e-onkyoで購入したアルバムも、リストに入っていれば再ダウンロードが可能である。
 そのページから直接ダウンロードすることもできるが、トラックごとのダウンロードが面倒なら、Qobuzダウンロードアプリを事前にインストールしておき、アプリからダウンロードすれば、FLACをALAC、AIFF、WAVなどに変換したり、アルバムを一括してダウンロードしたりもできる。
 Amazon musicのストリーミング・サービスでは、気に入ったアルバムを購入したい場合、聞いているアルバムがハイレゾでもCD音質でも、mp3しか購入できないが、QobuzではハイレゾかCD音質を選択できる。一部のアルバムは、著作権の問題でストリーミング・サービスでしか提供されておらず、日本からは購入できないものもある。
 日本でのサイト開設に、予定より一年弱遅れたQobuzではあるが、e-onkyo譲りの高音質が売りのサイトであり、新着のアルバムも増え続けているので、ストリーミング・サービスに登録しない場合でも、ダウンロードサービスを利用しない手はないだろう。

qobuz
https://www.qobuz.com/jp-ja/discover


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posted by 高野敦志 at 01:39| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月28日

Qobuzの日本での配信が始まった

 ハイレゾの音楽を販売していたe-onkyo musicは、Qobuzに合併吸収された。日本でもようやくQobuzの配信が始まった。e-onkyoの元ユーザーは、Qobuzのプレーヤーをダウンロードしたら、カスタマーサービスにアクセスして、e-onkyo musicの「アカウントの移行」をクリックすること。これによって、e-onkyoで購入した曲の一部がQobuzに表示される。ただし、Qobuzで扱っていない曲、扱っていないMQAなどのフォーマットのアルバムは表示されない。
 デフォルトでは、ハイレゾとCD音質のダウンロード購入ができるようになっている。パソコンをコルグのDACにつないで、アルバムの試し聞きをしてみた。ハイレゾが高音質なのは当然だが、CD音質もクリアーで音の広がりを感じる。Amazon musicの場合は、ハイレゾは高音質でも、CD音質だと劣化を感じることが多いので、音質ではQobuzに軍配が上がるだろう。ただし、アルバムの数ではAmazon musicが圧倒的に豊富である。
 Qobuzではストリーミング・サービスの1ヶ月無料トライアルをやっているので、興味があれば試してみる価値がある。またAudirvana Studioを経由して、最高の音質でQobuzのストリーミング・サービスを聞くという方法もある。Audirvana Originのライセンスを持っている場合は、Audirvana Studioが年間9980円のところを7980円で利用できる。また、ソフトウェアから入手可能なクーポンを利用して、Qobuzの2ヶ月間無料延長トライアルを受けることもできる。
 自分が聞いた感じでは、ストリーミングならQobuzのプレーヤーで十分にいい音が出ている。買い切りのAudirvana Originは、パソコン内のCD音質を、ハイレゾとほぼ同音質に変換してくれるので、音にこだわりがある場合はお勧めするが、ストリーミングを聞くのに、Qobuzのストリーミング・サービスと、Audirvana Studioの両方のサブスクリプションに登録するほどのことはないのではないか。 自分はAmazon musicのunlimitedのサブスクリプションに登録している。Echo Studioでもテレビでも聞けるので、便利さを考えるとやめられない。そうすると、Qobuzのサブスクリプションも登録するかで迷うところだ。気に入ったアルバムは手許に置いておきたいので、e-onkyoの時と同じように、Qobuzからはダウンロードして購入するにとどめればいいのかもしれない。

qobuz
https://www.qobuz.com/jp-ja/discover


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