2024年09月16日

ATOK2021の登録単語をMicrosoftのIMEに移す

 ジャストシステムのATOKは、サブスクに移行してしまったので、毎月使用料を払っていかなければならない。そこで、最後の買い切りATOK2021を使い続けてきたのであるが、Windows11には対応し切れていないのか、動作が不安定になってきた。OSの動きが遅くなると、「ローマ字漢字入力」なら問題はないのだが、「カナ漢字入力」では「ほ」と「を」の字が入力できなくなったりする。一方、MicrosoftのIMEなら、「ローマ字入力」も「かな入力」もできる。ジャストシステムはATOK2021のサポートを終了してしまったので、いつまで使い続けられるか分からない。
 いよいよサブスクのATOK Passportに移行するときかとも思ったが、とりあえず、ATOK2021の登録単語を、MicrosoftのIMEに移しておくことにした。ATOKには登録した辞書が複数あり、連想変換などもあるのだが、通常使っているのは単語の入力ぐらいで、連文節変換もあまり使っていない。登録した単語がきちんと漢字に変換されれば大きな問題はない。それに、ATOK Passportを導入すると、ATOK2021が自動でアンインストールされてしまうので、万一に備えて登録単語をMicrosoftのIMEに移すことにしたのである。
 ATOK2021の「ATOKメニュー」→「辞書メインテナンス」→「辞書ユーティリティ」→「ツール」→「単語・用例の一覧出力」へと進み、「出力ファイル」の名前を記し、「Unicodeで出力する」にチェックを入れ、「単語種類」は「登録単語」のみにして、「自動登録単語」は外して「実行」をクリックする。「自動登録単語」を外すのは、誤変換も登録されていて、誤った変換をする副作用を避けるためである。
 次に、MicrosoftのIMEを立ち上げ、「設定」→「学習と辞書」→「ユーザー辞書ツール」→「ツール」→「テキストファイルからの入力」で、先ほど抽出したATOK2021の登録単語のテキストファイルを読み込ませればいい。


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2024年08月26日

ChatGPTとCopilot

 現在、AIが持てはやされているので、ChatGPTを試用してみた。無料版は一度に使用する回数に制限があるが、かなりの高性能であるのに驚いた。課題を与えると、専門的な内容でも詳しく説明してくれる。箇条書きにしてくれたり、エクセル用のファイルを作成してくれたり、プログラムまで書いてくれる。スマホ用のアプリもあるが、パソコンならブラウザで試すこともできる。2021年9月までの情報に基づいて、回答を生成しているのだという。
 ChatGPTに対抗する形で、マイクロソフトもCopilotを始めた。Windowsのアカウントでログインし、Copilotをインストールする。こちらも無料版は一度に使用する回数に制限があるが、拡張用のプラグインが付属している。2023年10月までの情報に基づいて回答を生成しているが、検索を有効にすると、現在のWEBを利用して答えてくれる。引用先のリンクもついてくる。プラグインのSunoを有効にすれば、即興で音楽も作ってくれる。琉球音階のジャズの曲を求めたら、歌詞付きの曲をmp4ファイルで作成してくれた。難しい注文をしたら、時間がかかりますとお茶を濁され、作成してくれなかったが。個人利用なら、リンクを友人と共有することもできる。YouTubeにアップすることを含め、商業使用する場合には、月額24ドルの有料会員にならなければならないが。
 機能面で比較すると、プラグインを無料で使える点で、Copilotの方が上のようだが、同じ質問をしてみると、ChatGPTの方が専門家による回答のようであるのに対して、Copilotの方は物知りの素人が答えているようで、核心を突いていない気がした。これはあくまでも、自分が使ってみた印象に過ぎないが。
 ChatGPTもCopilotも、よく考えて使用すれば、非常に便利な道具なのだが、注意しなければならない点がある。例えば、会社で新製品の開発をしようとしていて、アイデアが消費者のニーズに合っているか尋ねたとしたら、その情報が外部に共有されてしまう。自分が書いた作品の評価を求めたら、それも学習されて外部に漏れてしまう。
 レポートも書類も作ってくれるが、もし技能を習得していない若者が使用すると、頼り切ってしまって、AIなしには何もできない人間になってしまうだろう。大学の教員も提出されたレポートが、果たして本人が書いた物なのか、AIが書いた物なのか、学生を問い詰めない限り、区別できないのではないか。余りに上手に書けているので、学生を呼び出したとして、その学生がAIを使わずに書いていたとしたら、教師と学生の信頼関係は壊れてしまう。そうした事態を防ぐには、レポートではなく、教室での筆記試験にするしかないのではないか。


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2024年07月31日

第6版『電子本(電子書籍)を作ろう!』(pdf)

『電子本を作ろう!』(pdf)の第6版を公開します。ジャストシステムの「一太郎」を使えば、あなたでも電子書籍を作成して、podcastに公開できます。
 第6版では電子書籍の再編集、固定レイアウトの写真集、音声を組み込む方法、漢文を表示する方法、Kindle用の書籍を作る際の注意点などを増補しました。

 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「メニュー」から「新しいAcrobat Readerを無効にする」をクリックして、Acrobat Readerを再起動した後、「表示」から「フルスクリーンモード」にすると、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
denshibon6.pdf

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。iOSのアプリpodcastの場合は、「エピソードのWebサイト」に移動すればダウンロードできます。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。


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