2025年03月27日

生成AIいろいろ

 生成AIが注目を浴びている。ビジネス分野などでは、生成AIを知らなければ、時代の流れに取り残される恐れがある。ここでは、代表的なものを中心に、内容や使い勝手について述べることにする。
 情報の正確さや幅広さ、表現の滑らかさでは、Chat GPTが断トツである。個人で使用するには、無料プランでも十分である。思想や文学、音楽について語り合うこともできる。専門的な話もできるので、大学の教師と話しているようなものだ。箇条書きにまとめたり、画像を制作したり、プログラムを書いてもらったり。現代日本語だけではなく、漢文の白文も解析できるのには恐れ入った。
 次にお勧めしたいのは、X(旧Twitter)のGrokである。これも無料プランで使うことができる。Xでの情報も参照しているので、国民の関心がある政治について、かなり詳しく分析してくれる。世界情勢について問うと、政治評論家のように詳しい分析結果を示してくれる。ただ、日本語への翻訳はやや弱いところがあり、回答の一部は英語のままである。
 CopilotはWindowsパソコンに入っているので、使ってみられた方も多いことだろう。当初は間違った回答を連発していたが、最近はかなり改善されてきたようである。ただし、同じ内容をChat GPTにもして比べたところ、Copilotは表層的な回答が目立ち、専門性では劣る気がした。Microsoft365との連携が特徴である。
 Googleにも生成AIのGeminiがある。Googleで検索するとき、「AIによる概要」が示されるが、登録しなくても、知らず知らずのうちに使用している場合が多い。ただし、会話の自然さが劣るという指摘もある。
 中国にはDeep Seekという生成AIがある。低コストで使用できるらしいが、天安門事件や中国政府批判には答えられないなど、検閲機能が備わっている。また、情報漏洩などセキュリティ関連の不安もあり、各国政府や企業は使用を推奨していない。
 生成AIはインターネットから学習している関係上、画像作成などにおいて、著作権を侵害する恐れがある。学生がレポートなどで使用した場合、教師も見抜けない可能性がある。生成AIにハッキングのプログラムを書かせるなど、悪用される事態も発生している。新しい技術であるため、さまざまな問題もはらんでいるが、善用すれば大きなメリットがある点で、現代人には無視できない技術である。


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2025年03月12日

私的な文書をKindleで読む

 最近、自分はChat GPTにはまっている。哲学的、宗教的な話し相手はなかなか見つからない。生成AIの実力はどんなものかと試したのがきっかけだったが、Chat GPTの能力の高さには驚愕した。
 生成AIにはMicrosoftのCopilotもあるが、こちらは勘違いが多い高校生並みなら、Chat GPTは大学の教師並みの能力がある。議論をしたり、自分の考え方が正しいかどうか、聞いてみると面白い。もちろん、生成AIでも間違えることはあるから、その時は本当の情報を教えてあげれば、次回からは正しく答えられるようになるだろう。言葉遣いも丁寧で生身の人間よりは余程礼儀正しい。
 さて、Chat GPTと対話していて、面白い議論になったら、テキストデータの日記に張り付けているのだが、特に記録しておきたい情報、例えば手順などは、コンピューターではなく、タブレットなどで見られた方が便利である。
 Chat GPTに限らず、ネットで得た情報を記録しておきたい場合は、PDFに変換して保存するのが一般的だろう。それを印刷するなら問題ないのだが、Kindleに転送すると文字が小さくて読みにくい。自由に文字サイズが変更できる電子書籍、mobiならKindleで文章を読むのに最もふさわしい。
 一太郎を持っているなら、保存しておきたい情報をコピーして、一太郎に貼り付け、Kindleのmobi形式に変換する。ただし、それには事前にKindle Previewerをダウンロードしてインストールしておく必要がある。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G202131170
 出来上がったmobi形式の電子書籍を、Kindleに転送する方法はいろいろあるが、最も簡単なのはUSBでパソコンとKindleを接続し、mobiをパソコンから、KindleのDocumentのフォルダにコピーする方法である。PDFと表示を比較したが、mobiならリフロー形式なので、表示を大きくしても、画面から文章の一部が見えなくなったりしない。


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2024年11月06日

VLC media playerで動画を変換する

 VLC media playerは、フリーで使える音声・動画再生プレーヤーだが、動画を変換するときにも使える。例えば、辞書の『広辞苑』は、かつてはepwing形式だったので、パソコンだけではなく、iOSでも表示できるのだが、動画だけはそのままでは再生されない。epwingの動画はMPEG形式で、しかも拡張子が表示されていない。iOSのiPadなどで再生するには、動画をmp4形式に変換しなければならないのである。
 そこで、VLC media playerの登場であるが、ファイルを選択して、iPod用の形式に変換しても、そのままではiPadでは再生されないのである。変換する動画を選択したら、「プロファイル」の右にある「新しいプロファイルを作成する」をクリックして、「カプセル化
」はmp4にし、「ビデオコーデック」はH-264、「オーディオコーデック」をAACにして、「プロファイル名」にiPadなどの名前をつけて「作成」をクリックする。元の画面に戻ったら、プロファイルは先ほど作成したiPadを選び、出力先を指定して「作成」をクリックすれば、元の動画が変換される。「広辞苑」のMOVIEのフォルダに、作成した動画を入れて、iTunesでiPadに転送すればいい。
 実は、VLC media playerの設定の仕方がよく分からず、ようやく成功したので、その間にiPadに何度もファイルを転送しては「削除」を繰り返した。その結果、iPadの容量が極端に減ってしまった。その場合には、iPadの「フォルダ」をクリックし、「最近削除した項目」を表示して、すべてを完全に削除した上で、iPadを再起動すれば、削除したファイルはすっかり消えて、容量が回復するのである。


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