雲の間から光が漏れてきた。お天気になってくださいと、お天道さまにお願いした。山頂展望台に着くと、東京湾の対岸、三浦半島の久里浜が見えた。ビルの窓まで確かめられる。
山頂展望台から谷を隔てた向かい側が、有名な「地獄のぞき」である。突き出した岩から真っ逆さまに落ちたら、十中八九助からない。修験者がここで仲間の体に縄を回し、岩の先端から体を突き出すようにして、真っ当な人間として生きることを誓わせたのだろう。
地獄のぞきには長い行列が出来ていた。順番を待っていたら、日本寺の境内を回る時間がない。境内からは午後四時に出ることになっているから、あと一時間しかない。石段を下りていくと、西国観音の石仏が並んでいた。どれも観音さまなのだろう。
二天門という岩の穴を抜けると、百体観音、さらにその下に千五百羅漢が並んでいる。一つとして同じ顔をしていない。時間があればゆっくり見ていきたかった。一部の石像は頭が欠けていた。明治の初めの廃仏毀釈のせいか。(つづく)
📚右サイドバーの下部に、
高野敦志の電子書籍の表紙がランダム表示されています。
表紙をクリックすると、各電子書籍のダウンロードページへ移動します。
高野敦志の電子書籍(無料)
https://takanoatsushi2.seesaa.net/
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
Spotify
https://open.spotify.com/show/6vYLbHAmXqyYYSwDfksKuq?si=a40a771983dd4586
X(Twitter)
https://twitter.com/lebleudeciel38
GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi
https://www.instagram.com/lebleudeciel2/
Telegram
https://t.me/takanoatsushi
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
X(Twitter)、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!
【関連する記事】


