2025年09月05日

ロイ・ステマンの『人間は本当に生まれ変わるのか?』

 肉体の死後にも魂が残り、別の肉体に宿る可能性はあるのだろうか。これは前世の記憶を持つ子供たちと、退行催眠による前世の記憶に関する学術的な調査と研究である。
 退行催眠による前世の記憶というのは、本人が過去に読んだ小説の影響などが考えられ、たとえ過去にそのような人物の存在が認められても、その人物の前世だったと認めることは難しい。それに対して、前世の記憶を持つ子供の証言は、真実を明らかにする上では有効である。
 前世の記憶という証言の中には、作り話や虚言症によるものも含まれるだろうが、前世の記憶を持っていたとしか考えられない例も少なくない。前世の記憶を持つ子供の多くは、前世に事故や事件で、突然命を絶ちきられた場合が多い。しかも、銃弾の痕や刀傷を思わせる痣が、子供の肉体に現れることが多い。
 これは魂が前世の記憶を維持していて、生まれ変わるときに、肉体の形成に影響を与えるという可能性を示唆する。絶ちきられた人生をやり直したいという強い意志が、本来は忘却するはずの前世の記憶を残していると考えられる。
 では、前世と現世、現世と来世にはどのような関係が想定されるのだろうか。仏教やヒンズー教では六道輪廻が主張され、悪行を重ねると、畜生道や地獄に落ちると言われるのだが、犯罪に手を染めて殺された場合でも、人間に生まれ変わっている。動物に生まれ変わる可能性もなきにしもあらずだが、多くは人間として生まれ変わるようである。
 男性は男性に、女性は女性に生まれ変わることが多いが、男性が女性に、女性が男性に生まれ変わることもある。生まれ変わる先は、同じ一族や民族のことが多いが、戦地で死亡した兵士が、現地の異民族の異性に生まれ変わった例もある。
 生まれ変わる先が同性の場合、容貌や性格が前世と似ている場合が多い。これも肉体が魂に宿る際に、大きな影響を与えているからだと考えられる。
 では、なぜ人間は生まれ変わるのか。それは人生を繰り返すことで、様々な経験を重ねて学習していくためだという。だとすれば、魂はいくつもの人生を超えて、壮大な旅を続けていくということになる。ただ、死後どれくらいで生まれ変わるかは一定ではなく、人生と人生の間がどうだったかという記憶を持つ者も少ない。死んで記憶が断ち切られ、気がつくと子供の肉体に宿っていたというのが一般的なのだろう。

参考文献
 ロイ・ステマン『人間は本当に生まれ変わるのか?』(力丸祥子訳 きこ書房)


📚右サイドバーの下部に、
高野敦志の電子書籍の表紙がランダム表示されています。
表紙をクリックすると、各電子書籍のダウンロードページへ移動します。

高野敦志の電子書籍(無料)
https://takanoatsushi2.seesaa.net/

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

X(Twitter)
https://twitter.com/lebleudeciel38

Telegram
https://t.me/takanoatsushi

GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ







ランキングはこちらをクリック!


X(Twitter)、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!
posted by 高野敦志 at 01:44| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: