後にこれらは《アルデバラン》という別名でCDに収録された。《ホロフォニクス・ライブ》とほとんど同じ内容なので買わなかったが。ホロフォニクスでもう一つ購入したのが、スティーブン・ハルパーンの《幻視のリズム》である。録音状態は非常に良く、ハイレゾという言葉がなかった当時も、目の前で聴くピアノの音はこれだ! と感動したものである。僕が購入したのは、そのカセットテープ版である。
カセットテープはアナログであるから、購入して何回か聞いている間は、非常に高音質なのであるが、繰り返し聞くうちに、音がぼやけたり、テープが伸びてしまったり、再生機にからまってしまったりで、良い状態で保存することが難しい。
最近、スティーブン・ハルパーンへの関心が深まったので、《幻視のリズム》のことを思い出して検索したら、何とCDの中古が売られていることに気づいた。早速購入して聴いてみた。確かにいい音を出している。ピアノのキーを叩くことで出る倍音も、きれいに拾っている。
ただ、ハイレゾを聞きなれてしまった今では、当時ほどの驚きはない。また、ピアノの演奏なので、音の発生源が耳の周りを移動したりしない。しかもCD録音の限界があり、ハイレゾとは違って、耳では聞こえなくても体で感じるような音は収録されていない。イヤフォンやヘッドフォンが必須で、スピーカーで聴くと、ホロフォニクスの立体音は再現されない。
ピアノの音の再現性を狙っており、収録されているのは、ハルパーンによるピアノのソロ演奏である。重厚な音作りに魅せられているファンからすれぱ、いかに素晴らしい演奏であっても、ピアノのソロだけでは物足りなく感じるかもしれない。
ホロフォニクスは注目されるべき新技術だったが、ズッカレリは新商品の開発には、あまり乗り気ではなかったようだ。そのまま放置されてしまった。今では2チャンネルのままで、擬似的に立体音に変換する技術が開発され、ホロフォニクスも過去の技術の一つでしかなくなった。
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