白虎隊の少年兵も敗退し、生き残った者が飯盛山に登ると、鶴ヶ城が夕日を浴びて赤く見えた。ついにお城も焼けたかと思い、お互いに刺し違えて集団自決をした。そうした展示を、中国人の観光客も見ていた。日本史や侍に興味があるのだろうか。三国志が好きな日本人みたいなものか。
最上階からは会津若松市街が見下ろせた。城内にあった茶室、麟閣も見える。これは戊辰戦争後、城下に移築されていたのを、元の場所に戻した物だという。千利休の子、少庵(しょうあん)が会津に匿われていたことで、千利休の茶道が世に伝えられることになった。(つづく)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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