2025年05月07日

五色沼と檜原湖(4)

 裏磐梯レイクリゾートホテルにチェックインした。エレベーターを降りて、角を曲がったらびっくりした。まさしく宮殿のような造りである。廊下があまりにも長く、紺地に白の模様入の絨毯は、遠ざかるにつれて幅が細まっていくように見える。遠近法の視覚的効果で、無限に遠い距離を歩かされるような気がした。
 廊下には現代美術のようなオブジェがあった。石や朽ちた根、白樺の幹が飾ってあった。売店で塩飴と塩キャラメルなどを買った。会津の塩は、太古の海水が閉じ込められ、それが温泉水に溶け込んでいた物。温泉のお湯から取られた珍しい塩である。
 夕食はバイキングだった。寿司や天ぷら、ステーキ、中華やイタリア料理など、食べきれない物が並んでいた。デザートのケーキ類、マンゴーなどで作るパフェなど、たらふく食べてしまった。
 仮眠した後、十二時過ぎに温泉に入った。火山性で硫酸も含まれているが、メタケイ酸が多いので、肌に滑らかだった。湯は若干緑がかっている。(つづく)


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posted by 高野敦志 at 00:38| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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