2025年04月17日

アーティストと深層意識(2)

 目が覚めている状態がフォーカス1である。目は覚めているのに肉体は眠っているのがフォーカス10、意識が拡大して空間に縛られなくなった状態がフォーカス12、時間に縛られない静止した状態、仏教でいう空の状態、願望実現のために、イメージを思い描くのに適したフォーカス15、物質的世界と非物質的世界の境界がフォーカス21、死者の魂が自身の死に気づいていない状態がフォーカス23、死者の魂が宗教や信念に凝り固まった状態がフォーカス24から26、死者の魂が癒しを得て次の輪廻に向かうのがフォーカス27、地球外生命体が集結しており、輪廻してきた魂の集合体に触れたり、創造の源泉に触れたりするのがフォーカス34/35、太陽系を超えた銀河系の存在と交信するのがフォーカス42、銀河系を超えた存在と交信するのがフォーカス49で、それより先は未開拓で、創造主の意識の領域らしい。
 これを文学者に当てはめて考えると、目の前にない情景を描けるようになるのが、フォーカス12、過去の自分の意識を探るようになるのがフォーカス15、死を意識するようになるのがフォーカス21、個人の深層意識の全容に触れるのがフォーカス27、集合的無意識まて沈潜し、普遍的な作品を生み出す創造の源泉に触れるのがフォーカス35で、それ以上先はシャーマンや神がかりになった状態である。
 モンロー研究所のフォーカスは、ロバート・モンローの宗教体験に基づく体系だが、アーティストが深層意識のどこにアクセスして作品を生み出すということを考える上で、大きな示唆を与えてくれるものだと思われる。多くのアーティストはフォーカス21までは触れているが、それより先に触れるのには危険が伴い、意識のコントロールを誤ると狂気にとらわれてしまうのである。


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posted by 高野敦志 at 01:26| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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