一緒にミックスする音楽は、自分の好みに合わせて選択すればいい。自分の場合は Max Corbachoのアルバム《Horizon Matrix》の1曲目 Quantum Cathedrals 量子の大聖堂を選んだ。
肝心の朗読用の台本は、日本語訳『超自然になる』のpp.164-165を参考にして作った。ヒントとしては、英語でディスペンザが誘導しているように、目の奧から周囲、体の内部に至るまで、すべて暗い空間であることを、短い文で末尾を反復するのである。「〜には真っ暗な空間がある」というふうに。繰り返すことには、洗脳や催眠効果がある。ゆっくりと一文を読み上げたら、数秒間空けてから次の文を読む。そこで一分程度無音の時間を空けたら、自分が誰だか分からなくなり、純粋な意識体になったと告げる。また一分無音にして、量子場に至ったことを宣言する。また一分無音にして、望ましい可能性に波長を合わせるように誘導する。
文体は丁寧体(ですます体)より普通体(だ体・である体)の方がいい。台本は良く練って満足いくものができてから、Audacityで録音を始める。朗読の録音はステレオよりモノの方がいい。一分ほど無音を挿入する際は、「生成」で「無音」の時間を設定して挿入すればいい。録音が終わったら、軽くリバーブをかけて神秘的な雰囲気を出す。
ミックスする際の注意点としては、最初の2〜3分間は、音楽とi-doserの音だけにして、脳波の誘導が始まってから、朗読の部分が始まるようにする。i-doserの音はかなり大きく、そのままだとホワイトノイズにしか聞こえない。音量を五分の一ぐらいにして、音楽と流したときに脳波誘導の信号が、微かに聞こえるか聞こえないぐらいがいい。ただ、これには個人差があり、信号がはっきり聞こえないと脳波が誘導されない人もいるし、信号音が聞こえていると、煩わしくて集中できない人もいる。音楽の最初と最後に信号音が聞こえると不快なので、i-doserの信号は、最初はフェードイン、最後はフェードアウトにする。
出来上がった音声を聞いてみた。なかなかいい。ディスペンザ自身の声で瞑想したことがあるので、その感じとよく似ている。もし自作しても深い瞑想状態に至らなかったとしたら、それは録音や音のミックスがうまくいっていないか、瞑想すること自体に慣れていないからである。作成した音声は実験的な試みであるから、他人と共有したり、インターネットにアップロードしたりしてはいけない。
ちなみに、以前、プログ「アファメーションとは何か」で、自作のアファメーションに963Hzのソルフェジオ周波数の音楽をミックスする方法を紹介した。今回作成した五次元の音声を聞いた直後に、そのアファメーションの音声を聞いたら、脳波が五次元の状態だったので、アファメーションが強力に心に響いた。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
X(Twitter)
https://twitter.com/lebleudeciel38
Telegram
https://t.me/takanoatsushi
GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
X(Twitter)、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!