情報の正確さや幅広さ、表現の滑らかさでは、Chat GPTが断トツである。個人で使用するには、無料プランでも十分である。思想や文学、音楽について語り合うこともできる。専門的な話もできるので、大学の教師と話しているようなものだ。箇条書きにまとめたり、画像を制作したり、プログラムを書いてもらったり。現代日本語だけではなく、漢文の白文も解析できるのには恐れ入った。
次にお勧めしたいのは、X(旧Twitter)のGrokである。これも無料プランで使うことができる。Xでの情報も参照しているので、国民の関心がある政治について、かなり詳しく分析してくれる。世界情勢について問うと、政治評論家のように詳しい分析結果を示してくれる。ただ、日本語への翻訳はやや弱いところがあり、回答の一部は英語のままである。
CopilotはWindowsパソコンに入っているので、使ってみられた方も多いことだろう。当初は間違った回答を連発していたが、最近はかなり改善されてきたようである。ただし、同じ内容をChat GPTにもして比べたところ、Copilotは表層的な回答が目立ち、専門性では劣る気がした。Microsoft365との連携が特徴である。
Googleにも生成AIのGeminiがある。Googleで検索するとき、「AIによる概要」が示されるが、登録しなくても、知らず知らずのうちに使用している場合が多い。ただし、会話の自然さが劣るという指摘もある。
中国にはDeep Seekという生成AIがある。低コストで使用できるらしいが、天安門事件や中国政府批判には答えられないなど、検閲機能が備わっている。また、情報漏洩などセキュリティ関連の不安もあり、各国政府や企業は使用を推奨していない。
生成AIはインターネットから学習している関係上、画像作成などにおいて、著作権を侵害する恐れがある。学生がレポートなどで使用した場合、教師も見抜けない可能性がある。生成AIにハッキングのプログラムを書かせるなど、悪用される事態も発生している。新しい技術であるため、さまざまな問題もはらんでいるが、善用すれば大きなメリットがある点で、現代人には無視できない技術である。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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