その後、博物館でムックリ(口琴)を買った。アイヌ語の挨拶などの練習もやった。午後二時五十分にウポポイをあとにした。二時間ほど滞在したことになる。白老駅に着くと、東室蘭駅での線路点検で、列車が三十分遅れていた。そこで、近くのコンビニでお握りを買って食べていた。友人がスマホで確認すると、千歳行きの普通列車は、遅れを少し取り戻していた。あわてて白老駅に戻り、ホームを走っていくと、列車のドアが開いた。
列車は苫小牧を通り、千歳線に入って南千歳駅に到着した。かつてはここが千歳空港駅で、車窓から多数の飛行機が見えたものだ。新千歳空港が完成すると、千歳空港の跡地は駐車場になった。南千歳駅から新千歳空港駅までは支線が敷設されたのである。
「トンネルを潜ると、新千歳空港に行くんだよ」と友人が言った。
新千歳空港駅には、午後三時半頃に到着した。あとは夕方の成田空港行きの飛行機を待つばかりである。今回の北海道旅行ももうすぐ終わる。
二〇二四年六月二十五日 成田空港を離陸し、新千歳空港に着陸、札幌市内の夜景を楽しむ。札幌泊。
二〇二四年六月二十六日 バスで洞爺湖に向かう。湖畔を散策する。洞爺湖温泉泊。
二〇二四年六月二十七日 洞爺湖の遊覧船に乗る。東室蘭経由で登別へ。地獄谷を見る。登別温泉泊。
二〇二四年六月二十八日 白老に向かい、ウポポイを見学。新千歳空港から成田空港に向かう。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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