2025年01月16日

イスラエル・リガルディーのThe Art of True Healing: Kabbalistic Meditation and Magick

 この本のタイトルを訳せば、『真の癒しの技術 カバラ的瞑想と魔術』である。英語で書かれた小冊子で、マーク・アレンがThe Magical Path: Creating the Life of Your Dreams and a World That Works for All を書く際に、参照した書物である。カバラの魔術の基礎は、中央の柱の技法である。これはヨーガや気功で行うプラーナや気の増幅法と、基本的に同じである。異なる点と言えば、ヨーガでは7つのチャクラを想定するのに対し、カバラでは5つのセンターを想定していること。気功に至っては、特定のセンターよりは、ツボや経絡を重視する。
 カバラの5つのセンターは、以下の通りである。

 頭頂のセンターは精神を表し、色は白である。瞑想する際は、Eh-heh yehと唱える。意味はI AM、私は存在するである。
 眉から喉までのセンターは空気を表し、色は紫である。瞑想する際は、Yeh-hoh-voh Eh-loh 0heemと唱える。
 太陽神経叢のセンターは火を表し、色は赤である。瞑想する際は、Yeh-hoh-vo Eh-loh ve-Dah-ahsと唱える。
 性器のセンターは水を表し、色は青である。瞑想する際は、Shah-di El Chiと唱える。
 足のセンターは大地を表し、色は茶色である。瞑想する際は、Ah-doh-ni hah-Ah-retzと唱える。

 リガルディーは、中央の柱の瞑想を始めるにあたって、ゆっくりした呼吸を心懸け、最初は色にこだわるべきではないと述べている。要するに、それぞれのセンターを白い光として瞑想すればいいということだ。中央の柱を銀色にして、それぞれのセンターをダイヤモンドとして視覚化する。頭頂のセンターから足のセンターへ光を降ろし、それをまた頭頂に上げる。病の多くはエネルギーの流れをよくすれば、自ずと癒えるとリガルディーは説いている。
 なお、中央の柱の技法は、単に病を癒すだけでなく、自らの望みをかなえる際にも有効だという。そのためには、毎日、もしくは二日に一度は中央の柱の瞑想をすべきだという。



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posted by 高野敦志 at 00:17| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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