ショーターは確立されたジャズのスタイルに、満足するような人間ではない。映像的でかつ、人生のように聞こえる音楽には、未知を探究することを通して出会える。ショーターの音楽は、好き勝手に音を出すフリージャズではない。バンドのメンバーと即興で作曲し、各自の個性を引き出させようとする。一緒に新しい音楽を作り出していくことが、若者の心をとらえているのだ。
無重力というのは、自由と拡大の象徴であり、その中で自身の考えや夢を広げていく。忘我という言葉があるが、演奏する中でぶっ飛んていくショーターは、能動的に音の世界を作りながら、音楽そのものになっていく。瞑想する者が光と一体になるのと似ているが、ショーターの場合は、よりダイナミックな一体感なのだ。
ショーターの「ガイア」という曲を聴くと、この世界が命で満ちあふれていることを感じる。「一切衆生悉有仏性」「山川草木悉皆成仏」というのは仏教の世界観だが、晩年のショーターの音楽には、あらゆるものに価値を認め、未知のものをともに作り出していくという気概に満ちている。子供のような純朴さが戻ってきたのだ。
人は成熟するにつれて若くなるというのは、ヘルマン・ヘッセの言葉だが、幼い時にはよく知っていた本質を、成熟するにつれて取り戻すことで、たとえ肉体は老いても、精神は若々しさを維持し続けるのだ。
「ウェイン・ショーター 無重力の世界」はAmazon primeで視聴できる。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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今や報道は無法国の代弁者となり、日本の国益は悪に印象操作し妨害、反日帰化の多い野党や中韓の悪事は報じない自由で日本人の知る権利を阻む異常な状態です。
世論誘導が生んだ民主党政権、中韓を利す為の超円高誘導で日本企業や経済は衰退する中、技術を韓国に渡さぬJAXAを恫喝し予算削減、3万もの機密漏洩など数知れぬ韓国への利益誘導の為に働きました。
メディアに踊らされあの反日政権を生み、当時の売国法や“身を切る改革”に未だ後遺症を残している事、今も隣国上げや文化破壊等、
日本弱体と利益誘導に励む勢力に二度と国を売らぬ様、各党の方向性を見極め、改憲始め国の成長と強化が重要で、しかし必要なのは、
日本人として誇りを取り戻し、世界一長く続く自国を守る意識だと多くの方に伝わる事を願います。