2023年03月09日

SDGsの偽善について

 SDGsはSustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標を表す。貧困の撲滅、性差別の撤廃、環境の保全などを謳っており、国連や各国政府の政策や、企業や大学などの企画や研究と関わりを持つ。もっともな主張ばかりのようだが、実際には首を傾げるものもある。
 性差別の撤廃は当然のようであるが、これが極端になると、性同一性障害で男性としての筋肉と骨格を持ちながら、女性であるという自意識を持つ選手が、女性選手として、生まれながらの女性と競い合うことになる。当然、生まれながらの女性が不利になり、女性選手は性同一性障害で女性と称する元男性選手ばかりになる。
 渋谷区では、男性のトイレと、女性と意識する者のトイレが作られた。生まれながらの女性だけが入るトイレはないので、性同一性障害で女性と称する元男性と、女性が同じトイレに入ることになる。当然、女性からの拒絶反応が起こる。性同一性障害を装った男性による性犯罪を、引き起こす恐れがあるからである。
 持続可能な開発目標には、人口の抑制も関わってくる。そこには、ワクチンによって不妊を引き起こすことも企まれている。環境保全のために、ペットの飼育を禁止して屠殺を義務化したり、鶏や牛、豚が排出する二酸化炭素を減らすために、家畜の代わりに、コオロギパンや蛆虫お握り、ゴキブリミルクを摂らせるという政策も出てくる。
 昆虫食は政府の補助金によって奨励されており、欧米ではパスタや菓子類に、Sustainable(持続可能な)と書くだけで、コオロギ粉を混ぜようとしている。海老や蟹にアレルギー反応がある人だけではなく、それらにアレルギーがない人でも、体のかゆみや呼吸困難など、生死に関わるアレルギー反応を引き起こす。日本の航空機では、機内食のハンバーグに、コオロギ粉を混ぜていたことが暴露され、多くの批判を招きながらも、コオロギ粉を食品に混入することをやめようとしない。
 コオロギや蛆虫、ゴキブリを食品化するために、電気代をかけて、穀物を昆虫に食べさせて、一定の大きさになるまで育てる。野原やトイレから虫をつかまえてきて入れるわけではないので、食品化するまでに膨大なエネルギーが投入される。昆虫に穀物を食べさせるより、穀物を人間に食べさせた方が、よほどエネルギーがかからないのに。
 クリーンなエネルギーとして、太陽光発電が注目されてきたが、樹木を大量に伐採して、そこに太陽光パネルを敷き詰めることで、酸素の産出が減るばかりか、土砂崩れや堤防の決壊を引き起こす。火事が起きても、感電の恐れがあるために、水による消火活動ができない。本末転倒の事態に陥っているのである。
 日本人は政府やマスコミが主張することは、何の疑いも持たずに鵜呑みにする。持続可能なという美名に洗脳された日本人は、不妊のためのワクチンを打ちまくり、昆虫を食べさせられる。山野や公園の樹木を伐採して、太陽光パネルを敷き詰める。震災が発生しても、太陽光パネルのために、住宅の消火活動ができずに、市街地の多くが灰燼と化すことになる。日本人がSDGsの偽善に気づき、反対運動を起こさなければ、日本の自然と文化、生活環境は後戻りできないところまで、徹底的に破壊されてしまうだろう。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

Telegram
https://t.me/takanoatsushi

GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ







ランキングはこちらをクリック!


Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!
posted by 高野敦志 at 02:04| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: