モンロー研究所の《Gateway Experience》が、ヘミシンクの信号と日本語のメッセージだけで、なかなか深い催眠状態にならないのも、音楽が入っていないからだと感じていた。同研究所の《Going Home》という死後の意識を体験させるアルバムでは、ヘミシンクの信号とともに音楽が使用されているので、深い意識状態により簡単に入れる気がするのだ。
そこで、今回は「七つの原理のスートラ」の朗読と、ヘミシンクの信号が埋めこまれたメタミュージックをミックスして瞑想用の音声を作ることにした。メタミュージックの中で神秘的な雰囲気があり、ミックスする朗読と音がぶつからないような音楽がいい。それにはJ.S. Epperson作曲の《Higher》がふさわしい。この曲は死後の意識に誘導する《Going Home》でも使用されている。ただし、メタミュージックの《Higher》に埋めこまれたヘミシンクの信号は、フォーカス12から15あたりと推測される。
以下には制作方法を述べておく。ミックスにはフリーのソフトウェアAudacityを使用するので、あらかじめインストールしておく。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/audacity/
メタミュージックの《Higher》を用意したら、リッピングしておく。ディーパック・チョプラの「七つの原理のスートラ」を朗読するのだが、ゆっくりと読み、一つのメッセージを読んだらしばらく間を開ける。メッセージを脳内でイメージするためである。モノで録音し終わったら、リバーブの機能を使って軽くエコーをかけておく。かけ過ぎると朗読がよく聞こえなくなるので注意。
ミックスする際には、《Higher》の音楽のみを5分間流してから、朗読が重なるように設定する。ヘミシンクの信号と音楽で、瞑想が深くなってから「七つの原理のスートラ」が聞けるようにするためである。朗読が終わってもしばらくは音楽だけ流し、フェイドアウトするようにする。音楽と朗読の音量を調節する。言葉ははっきり聞こえなければならないし、音楽を妨げるほどになってはいけない。うまく調整したら保存してflacなどでエクスポートする。
さて、出来上がったものを聞いてみた。なかなかよくできている。自分の声に軽くエコーがかかっているので、高次の自己に語りかけられているようで、神秘的な音楽とよくマッチしている。かなり深いところまで行けそうだ。
なお、これはあくまでも個人的な実験であり、録音した物を他人と共有することは許されない。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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