2024年11月28日

ロンダ・バーンの『ザ・シークレット 人生を変えた人たち』

 これはロンダ・バーンの『ザ・シークレット』で説かれた教えを、実践した人々の体験談をまとめたものである。プラス思考で願いごとをイメージするとともに、感謝の気持ちを常に表し、世界に愛を抱くことによって、人生を好転させていった人々の証言である。
 なぜそんなことが可能になるのか。それはインド人が考えたように、精神が現象を生み出すかららしい。つまり、人間が体験している世界は、夢のようなものだからである。物質と精神を別物と見る二元論を、最初から否定しているのである。
 これは現代人が教えられてきた考えと、真逆の思想である。物質がまずあって、そこから生命が生まれ、高等動物になってはじめて、精神を持つようになったが、所詮、意識は大脳の神経が生み出した結果でしかなく、肉体が死ねば、コンピューターの電源を落とすように、意識も消滅するという考えと。
 にわかには信じられない人は、小さなことから始めればいい。ちょっとしたことを願い、それが実現したさまをイメージする。もしその通りになったら、少し大きなことを願ってみよう。ただ運がいいだけなのか、偶然なのかは考えずに。意識したことが具現化するのだとしたら、そんなの迷信だと考えた時点で、何の恩恵も得られないことになる。
 信仰を持つべきかどうかで、パスカルは信仰を持つことを選んだ。その方が神の恩寵を得られると考えたからである。その可能性に賭けるなら、本書のもととなった『ザ・シークレット』を読んで、自ら実践してみるといい。


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posted by 高野敦志 at 01:41| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月24日

映画「ザ・シークレット: デア・トゥー・ドリーム」について

 これはロンダ・バーンの『ザ・シークレット』が原作の映画である。夫に先立たれたミランダは、車の運転中に娘と口論となり、前の車と衝突してしまう。バンパーが壊れたのだが、ぶつけた車の運転手ブレイは大学教授で、無料で修理を引き受けてくれた。その夜、ハリケーンが襲来し、ミランダの家は倒木で屋根に穴が開いてしまった。
 しかし、翌日、様子を見に来たブレイが、最低限の費用で屋根の修理もしてくれた。悪いことばかり考えていると、悪いことしか起こらない。しかし、希望を持って生きていればいいことがあることを、ブレイはミランダや子供たちに伝える。
 ここでテーマとなっているのは、『ザ・シークレット』で解かれる「引き寄せの法則」である。前向きに生きようとすることで、ミランダの一家は夢を実現する。実は、ブレイはミランダの亡き夫と共同研究をしていて、特許による収入を、一家にもたらしてくれた。ミランダとブレイの事故も、意味のある偶然の一致だったのである。
 引き寄せの法則は、仏教が説く「因果応報」のようなもので、「情けは人のためならず」ということわざも、「善因善果」という仏教の教理から来ている。また、車の衝突という不幸が、結果としてミランダの家族を幸せにしたことは、「塞翁が馬」という中国の故事成語を想起させる。日本人には馴染みのある知恵であるが、欧米人には新鮮だったからこそ、『ザ・シークレット』はベストセラーになったのだろう。日本人に感動をもたらしているのは、それだけ現代人が伝統的な知恵を忘れているからである。


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posted by 高野敦志 at 01:04| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月22日

第三次世界大戦の危機

 ウクライナからロシア領内に欧米のミサイルが撃ち込まれたのに対抗し、ロシアは核弾頭搭載可能なミサイルを、ウクライナに撃ち込みました。これにEU各国が加担した場合、ロシアは核兵器の使用も視野に入れているようです。
 しかし、これは戦争屋の策略です。世界を支配してきたユダヤ系の金融支配は、すでに終わりを告げました。人口削減のために、生物兵器を新型コロナウイルスのワクチンと称して接種させ、大量殺害を行った事実を隠蔽するために、世界大戦を引き起こそうとしているのです。
 実際に、世界大戦突入のニュースが流れたとしても、悲観する必要はありません。EBS(緊急放送システム)が稼働して、自宅待機が求められます。テレビ放送、インターネット、電話が遮断されて、犯罪者の大量逮捕が行われます。それまでに、当座の預金を下ろしておき、一週間程度の食料を確保しておく必要があります。


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posted by 高野敦志 at 02:29| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする