北欧やアラスカなどに出かけても、オーロラが見られるとは限らない。見られたとしても、微かに緑がかった光が感じられるだけで、写真集のような絶景を目にするのは、プロのカメラマンでも容易ではない。
2024年10月26日、かわさき宙と緑の科学館で、中垣哲也氏が撮影したオーロラの写真とビデオが、氏自身の解説とともに上映された。ニュージーランドで記録されたものは、猛烈な太陽嵐によるもので、緑や黄色、赤い光を帯びた素晴らしい光景だった。緑の光は酸素が燃えたものだが、赤は窒素が燃えたもの。窒素は1秒しか光らないので、赤い光が動いて見えるのだという。
ビデオをスクリーンに映した方が、映像そのものは鮮明かもしれない。ただ、プラネタリウムの丸いドームで、くねりながら光るオーロラを見ると、あのように見えるんだという実感が湧く。オーロラを現地で目にした女性の、抑えきれない歓喜の声が生々しく、別世界の存在が想起されたのを感じた。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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