2024年09月10日

洞爺湖の中島(2)

 中山峠に到着した。ここまでが札幌市南区である。六十キロ来たことになる。さいたま市から横浜市ぐらいの距離があるから、いかに札幌市が広いかが分かる。前回来た時は真冬だったから、店の人が雪かきしていたのが印象的だった。初夏の今は、食堂と駐車場があるだけの殺風景な所だった。
 トイレ休憩の後、バスは出発した。しばらく進んでいくと、右手に羊蹄山が見えてきた。本当は周辺でサイクリングしたかったのだが、今回は見送ることにした。あんな大きな山は周辺にはない。蝦夷富士とも呼ばれる。山頂には雲がかかっていたが、少しずつ切れてきた。雪はわずかばかり残っていた。観光化されておらず、山頂には避難小屋があるだけなので、初心者が登るのは厳しいらしい。
 羊蹄山の近くを過ぎて、どんどん坂道を下っていくと、やがて洞爺湖の湖面が見えてきた。カルデラ湖である。青空が広がってきたので、水面が青くて印象的だった。(つづく)


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2024年09月08日

放送大学について

 放送大学は4年以上在学して、124単位取得すれば卒業して、学士の資格が与えられる。修士課程や博士後期課程まである。授業はテレビやラジオ(ラジオとは名ばかりで、BSテレビでの音声のみの番組)で放送される物が多い。テキストが市販されていれば、授業の概要は分かるし、知識を得るだけだったら、視聴すればいいわけだ。ただし、授業料を払って正規の学生になるなら、通信指導も受け、単位認定試験で合格しなければならない。
 テレビとラジオで放送されている授業は、外部の者でも視聴できるが、オンライン授業に限っては、正規の学生にならなければ視聴できない。英語関係のテキストしか見ていないが、大学の授業だけあって、内容はそれなりに高度なので、知識欲がある人間は満足できるだろう。これだけ専門的なことを、テレビで学べるというのは、素晴らしいことだと思う。
 テレビはBSの231と232で見られる。ラジオ放送はBS531で聞くことができる。ただし、テレビ放送は録画再生ができるが、ラジオ放送をテレビで録音することはできない。FMでのラジオ放送も終了し、radikoでも聞くことができなくなった。テレビからアナログで音声を出力し、録音するしかないようだ。


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posted by 高野敦志 at 01:29| Comment(0) | 語学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月05日

放送大学の『耳から学ぶ英語』

 仕事の時間を減らして、最近は英語の勉強をしている。英語で議論できるぐらいになりたいと思っているので、日常会話では物足りない。文化について論じた英語で、しかも聴解能力が高められる物はないか。放送大学の教材の中で、CD付きの『耳から学ぶ英語』という本を見つけた。
 放送自体はすでに終了しているが、テキストとCDを利用し、辞書を引きながらなら、十分に学習することができる。全15回の授業は、五つのパートに分かれている。"Learning English by Listening"では、聴解能力を高める上で、語彙を増やすことの重要性が説かれる。"Pygmalion"では、ギリシャ神話のピグマリオンの物語が、教育学の話にまで発展する。"Stories and Dialogues"では、怪談やほら話、ユーモアな寓話などが紹介され、"A Real Speech"では、Appleの創業者スティーブ・ジョブズの講演を実際に聴く。偉業を成し遂げる唯一の方法は、自分がやることを愛することであり、それがまだ見つかっていなければ、探し続けるべきだという。それが見つかれば、歳月が過ぎるとともに、どんどんうまくいくようになる。安住してはいけないということが強調されていた。
 テキストの内容が面白い上に、多くの注釈がなされており、文法的な説明や、類義語の違い、聞き取りの練習などもついている。CD付きの放送大学の英語教材は、いくつか発売されているが、高校卒業レベルの英語から、講演を聞き取るまで聴解能力を伸ばしてくれるので、まず『耳から学ぶ英語』から挑戦してみるといいだろう。
 なお、各回には英語の歌のコーナーもついているが、これは放送が終了してしまっているので、説明を読むことしかできない。やむを得ないことではあるが。


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