2024年08月17日

『ヤセたければ腸内「デブ菌」を減らしなさい!』

 これは日本テレビの「世界一受けたい授業」に出演した東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏の著書である。ちょっと食べても太ってしまう人は、脂肪を取り込む「デブ菌」が腸内で繁殖している。マスコミなどでは、善玉菌を増やす「菌活」が持てはやされているが、日々の食生活から改めることが、結果的に「デブ菌」を減らし「ヤセ菌」を増やすことにつながるという。
 藤田氏が勧める食事の中で、最も取り扱いやすいのが酢を使った料理である。酢キャベツや酢タマネギは、大量に作って冷蔵庫に保存しておける。食物繊維と免疫力のアップに、茸類を積極的にとることも勧められている。
 味噌汁や梅干しなどは、塩分から敬遠されがちだが、腸内細菌の環境を整える上では、日本人に最適な食べ物である。ただし、添加物が加わらない、自然な物を選ぶことが重要である。
 反対に「デブ菌」を増やしてしまうのが、白米やパン、ラーメン、揚げ物やマヨネーズなどトランス脂肪酸を多く含む物、甘みの強い菓子類などである。主食を減らしながらも、蛋白質や野菜はしっかり食べるのがコツである。
 そのほか、ストレスが「デブ菌」を増やすことも指摘されている。ストレスがたまると「デブ菌」が繁殖しやすくなり、さらに、ストレス解消に食べてしまうことが挙げられる。夜更かしなどはせずに、スポーツなどで汗を流す方が健康的だというわけである。
 藤田氏の著書の中で、取り扱いやすい例を紹介したが、それ以外の食事療法については、新書で読みやすい本書を一読された方がいいだろう。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

Telegram
https://t.me/takanoatsushi

GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ







ランキングはこちらをクリック!


Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!
posted by 高野敦志 at 00:00| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする