2024年05月07日

リゾートビューふるさと(6)

 出土した縄文土器や、村の暮らしに欠かせない農具や、機織り機などの用具。保存されていた仏像などのほか、石碑に半紙を当て、墨をしみ込ませた布で文字を写し出す拓本も、多く展示されていた。大日如来の文字を写した拓本が目についた。
 江戸時代には年貢が重く、高く売れるはずの麻も買い叩かれて農民が一揆を起こし、庄屋や酒屋は壊されたが、千国(ちくに)の町衆に説得されて、番所を越えることはなかったという。これが小谷(おたり)騒動といわれるもので、文政八年(1825)のことだという。
 村の暮らしを再現したセットには、おばあさんの人形が座っており、近づくと昔話を語ってくれる。電気やラジオが使えるようになったのは、市街地よりだいぶ遅れたようだ。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 00:45| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする