「武田神社と同じだよ」と友人が言った。たしかに、平地からだらだら坂を上っていく感じは似ている。善光寺の門が彼方に見えるのだが、歩いても歩いてもまだ先にある。
バスは善光寺大門までしか行かない。手前にあるのが仁王門である。こちらは大正時代の再建だが、奥にある山門は寛延三年(1750)に建てられたもの。本堂は宝永四年(1707)に再建されたという。ちょうど富士山が宝永大噴火した年である。
奈良の東大寺大仏殿が宝永六年(1709)の再建。ちょうど将軍徳川綱吉の時代で、犬公方と揶揄されたりしたが、学問好きで文化財の保護復興には熱心だったようだ。(つづく)
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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ラベル:善光寺,長野,本堂,徳川綱吉