ただ、このアプリは開発が終了しており、新たにダウンロードすることはできないし、iOSを16.6にアップデートすると、動かなくなってしまう。したがって、使い続けたいのであれば、iOSの自動アップデートは止めておいた方がいい。
何でこんなことにこだわっているのかと言えば、GSへの互換性があると言っても、ローランドのハード音源で制作されたMIDIファイルは、XGの音源では、本来の音で再生されないからである。
パソコン用のSOUND Canvas VAは現在でも販売されているが、Windows10までで11には対応していない。しかも、VSTのプラグインなので、別途シーケンスソフトが必要で、再生する曲ごとにVSTを立ち上げなければならない。というのも、シーケンスソフトはMIDIファイルを作成するソフトウェアなので、再生をもっぱらするスタンドアローンではないからだ。VSTの音源をスタンドアローンとして動かす方法もあるのだが、Windows11ではうまくいかない。
結局、ローランドのハード音源で作られたファイルを、正確に、かつ容易に再生するソフト音源は、現状ではSOUNDCanvas for iOSしかないようである。
そこで、Bluetoothを使って、SOUNDCanvas for iOSでファイルを再生し、AlexaのEcho Studioから演奏させてみた。複数のスピーカーが円筒の本体に内蔵されているのだが、一台では音の立体感が足りない。
自分の部屋にはEdifier S1000Wというアクティブ・スピーカーがある。アンプを内蔵したスピーカーで、中国製ではあるが繊細でかつ、重厚な音を出してくれる。Bluetoothに対応している。そこで、AirDropからの出力も試みた。SOUNDCanvas for iOSの左の上に出力先の設定がある。Edifier S1000Wから演奏させると、ローランドらしいくっきりと明るい音が、深みをもって再生された。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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