2024年02月17日

半世紀ぶりの鬼怒川(6)

 小網ダムの所まで来た。川をまたぐと川治温泉駅に至る。ただ、駅があるばかりなので、川治湯元駅に近い薬師の湯を目指すことにした。友人はスマホのGPSで、川治温泉駅の方にどんどん歩いて行った。ただ、川を渡らずにまっすぐ進み、黄金橋を渡った方が、薬師の湯に行くにはずっと近かったのだが。
 それに気がつかず、川をずっとさかのぼって川治橋まで行き、川治温泉街を通過した。川治湯元駅の高架をくぐると、大きく蛇行して谷底まで下りていった。
 灼熱の太陽が照りつけてきたから、汗でシャツはびしょびしょになり、足もがくがくしてきた。黄金橋から向かった場合と比べて、一時間は余計に歩いてしまった。Googleの地図には、黄金橋経由の歩道が載っていなかったので、とんでもない大回りをさせられたのだった。それを知って、友人は一気に力が抜けてしまったようだった。(つづく)


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posted by 高野敦志 at 00:23| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする