WindowsXPの時代になり、付属のソフトシンセサイザーが動かなくなった。無理にインストールすると、パソコン自体にトラブルが生じる恐れがある。それなら、MIDIドライバ設定を他の物に変えればいいと気づいた。Windowsに付属するMicrosoft GS Wavetable Synthに変えると、GS音源でXGとでは互換性がないために、劣化した音でしか再生されない。
さらに、Windows10や11では、MIDI音源を選択するMIDIマッパーが廃止されたので、MIDIの音源を選択することさえできなくなった。そのため、MIDIマッパーの代用となるCoolSoft MIDI Mapperをインストールしなければいけない。
http://coolsoft.altervista.org/en/midimapper
Windowsにインストールを拒絶されたら、詳細情報をクリックし、自己責任で実行してインストールする。これでMIDIドライバ設定により、MIDIの音源を自由に選ぶことができるようになった。
ただ、ヤマハのハード音源MUなどがない場合は、サウンドフォントで動くソフトシンセサイザーが別途必要となる。フリーのVirtualMIDISynthをダウンロードしてインストールする。
https://www.gigafree.net/media/midi/VirtualMIDISynth.html
CoolSoft MIDI Mapperを起動したら、Default MIDI deviceをVirtualMIDISynthにして、Applyをクリックする。次に、MIDIファイルを鳴らすためのサウンドフォントを入手する。参考までに以下にリンクを張っておく。
http://musf.ifdef.jp/sf/Todays_Sound_Font.html
VirtualMIDISynthを起動したら、SoundFontの+をクリックして、組み込みたいものを選択する。矢印をクリックすれば、優先順序が高いサウンドフォントを上に移動できる。次に、「MIDI Mapper」のタブをクリックし、「規定のMIDI出力デバイス」をVirtualMIDISynthに指定する。ちなみに、このソフトシンセサイザーはMIDIの設定をするだけで、MIDIファイルの再生自体は、他のソフトウェア、MidRadio Playerなどで行う。
https://download.music-eclub.com/
ここではくつろぎおんがくシリーズの『ジャズ50選』を、VirtualMIDISynthで動かすので、CD-ROMをドライブに入れたら、jazzf.exe、またはjazzw.exeをクリックする。この操作ではパソコンへのインストールは行われない。間違ってもセットアップをして、Windows95/98用のソフトシンセサイザーMIDXtraをインストールしないように。
パソコンに『ジャズ50選』が画面に現れたら、MIDIドライバ設定でVirtualMIDISynthを選択すればいい。これで再生したい楽曲を、映し出される写真と解説を見ながら聴くことができるようになった。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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