2024年02月29日

ニコラ・テスラへのインタビュー(3)

 精神的で活き活きとしたエネルギーを、我々の望む物に変え、感情のすべてをコントロールする知識を、ヒンズー教徒はクンダリーニ・ヨーガと呼んでいる。ニコラ・テスラは生まれたときから、その能力を得ていた。それらは性的エネルギーと密接な関係にある。女性はその力を我が物にして、それを精神的な力とする。
 生命はリズムを持っていることを、理解しなければいけない。生きているものすべては、深遠で素晴らしい関係を持っている。人間と星、アメーバと太陽、心臓と世界の無数の循環には関係がある。それらの結びつきは壊せないが柔順なので、新しい関係を生み出したりするが、古い関係を壊すことはない。
 知識は空間からやって来る。我々の視覚は完璧なものである。世俗的な目と精神的な目を持っている。宇宙は考える動物のように、すべての現れの中で生きている。
 石も考え、感覚を持っている。植物や動物や人間のように。光っている星は、見てくれと言っている。自分のことばかり夢中になっているのでなければ、それらの言葉やメッセージが理解できるのだ。人間の呼吸と目、耳は、宇宙の呼吸と目、耳に従わなくてはならない。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

Telegram
https://t.me/takanoatsushi

GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ







ランキングはこちらをクリック!


Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!
posted by 高野敦志 at 00:57| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月27日

ニコラ・テスラへのインタビュー(2)

 ニコラ・テスラは、人間が光や音楽の一部であると主張する。光は五感と意識を満たしている。光の粒子は音符の形で記されている。稲妻はこの上ないソナタでもあり、千の稲妻はコンサートでもある。数字や方程式は天体の音楽を示している。アインシュタインがその音楽を聞いていたら、相対性理論を生み出すことはなかっただろう。そうした音楽は、人生には意味があり、宇宙は全き調和の中にあり、その美しさは創造の原因であるとともに効果でもあることを示している。この音楽は、星々の天界が永遠に循環することによって生まれたものである。相対性理論の説く歪んだ空間は混沌であり、混沌は音楽にはなり得ない。
 テスラは天体の音楽を聞くことができた。彼の精神的な耳は、頭上の大空のように大きかったからである。ひとたび生み出された音は、永遠に続く。人間は死後に消えるようでも、沈黙の中で存在し続ける。エーテルは存在し、その粒子は宇宙を調和に、生命を永遠に保つのである。ひとたび見たり聞いたり、学んだことは、私たちの周囲に粒子の形で存在し、脳はそのとき必要なものを選択しているのである。
 ニコラ・テスラの発見の多くは、目に見えない物を視覚化する能力によって得られた。視覚化によって、複雑な数学の方程式を解いたりした。見たり聞いたりする能力に秀でており、百五十マイル離れた雷鳴を聞いたり、他の人には見えない光が見えたりした。視覚と聴覚が拡大したのは子供の頃であり、後に意識的に伸ばすようにしていった。
 大抵の病気の原因は精神の中にある。したがって、精神は大抵の病気を治すことができる。幻覚はテスラにとって病ではなく、地上の三次元を越えたものを見抜く能力だったのである。パリにいるとき、テスラは空に、光と音楽に満ちた素晴らしい人々を見た。そのうちの一人は母で、無限の愛でテスラを見つめていた。幻が消えたとき、テスラは母が死んだことを知った。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

Telegram
https://t.me/takanoatsushi

GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ







ランキングはこちらをクリック!


Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!
posted by 高野敦志 at 00:53| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月26日

ニコラ・テスラへのインタビュー(1)

 ニコラ・テスラによれば、死は幻想に過ぎず、死が存在しないことを知れば、死の恐怖も消えるという。今までに死んだ人はいない。死は意識が光へ変化することなのである。それは不死鳥が灰からよみがえるのに似ている。
 こうした超越への鍵は、人間のエネルギーが保存されるという点にある。光の粒子は死によって縛られることなく、原初の状態に戻り、宇宙に行き渡る天上のエネルギーと一つになるのである。
 各自の内部に潜む光は、我々を宇宙に結び付ける永遠の炎の火花である。不死を探究するテスラは、肉体の限界を越えて、永遠の命を理解していたキリストなどに言及している。死とされるものは、高次の存在への入口なのである。死とは終わりではなく、むしろ始まりなのだ。我々の内なる光を理解することで、死という幻想を乗り越え、限りない可能性に目覚めるのである。
 すべては光である。テスラはアインシュタインの相対性理論が、エネルギーとしてのエーテルを捨てた点を批判している。真空は存在せず、すべてはエネルギーだと言うのである。
 肉体を健康にして、精神を向上させるために、松果腺をどのように目覚めさせたらいいのか。人類はいまだ、偉大なもの、善なるものへの心構えができていない。大地の内部には喜び、平和、愛といったエネルギーがある。大地で生長する花や食べ物は、大地のエネルギーが発現されたものなのだ。バラの美しさや香りは薬として、太陽光線は食べ物の代わりとして使えるのである。
 大地の飢えを養う星や地上のエネルギーは、何なのだろうか。悪や人生の苦しみをなくすにはどうしたらいいのか。光を越えるものが宇宙に存在するのだろうか。銀河の中心には、リンゴほどの大きさで、太陽系ほどの密度のある星が光を発している。
 テスラは空を飛ぶ飛行機やミサイルより、意識に翼を取り戻すことを教えたいと思っている。また、大気の中に含まれるエネルギーを目覚めさせたいのだ。空っぽとされる空間は、目覚めていない物質の表れに過ぎないのだから。
 この星にも宇宙にも、空っぽの空間は存在しない。天文学者が言うブラックホールの中は、エネルギーと生命の最も力強い源である。最初にエネルギーがあるからこそ、物質が存在するのだ。物質は光の限りない表れの一つである。
 第一に理解不能な根源があり、第二に、闇の広がりがあり、その不可解なものが、光に姿を変えたのである。第三に、光は物質となる。始まりもなく終わりもない。先の三つの法則が生じて、創造は永遠に続く。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

Twitter
https://twitter.com/lebleudeciel38

Telegram
https://t.me/takanoatsushi

GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村



人気ブログランキングへ







ランキングはこちらをクリック!


Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!
posted by 高野敦志 at 03:03| Comment(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする