2023年09月24日

Steven Halpernの《Cannabis Dreams》

 スティーブン・ハルパーンはニューエイジ・ミュージックのカリスマ的な存在で、チャクラを刺激する《Spectrum Suite》は、日本でもよく知られている。ハルパーンのアルバムで最初に聴いたのは、やはりそれだった。
 今回紹介するのは、禁断の植物である「大麻の夢」という名のアルバムである。アメリカでは大麻をテーマにした音楽が多い。中には吸飲した際の脳波を再現すると謳ったものさえある。i-doserが出しているものは、電子ドラッグと呼ばれているが、耳障りな雑音がミックスされている。同様のものに、Anemona Brainwaveの《Marijuana Binaural Beat》がある。こちらもバイノーラル・ビートを用いて、脳波をコントロールするもので、ハイの状態に導いてくれる代わりに、波のような単調なメロディーが延々と続く。
 なぜ大麻がアーティストを魅了するのか。それは想像力が刺激されるからだと言われる。固定観念から解放されて、イメージや言葉が横に流れていく。換喩のように類似性や近接性によって、シニフィエに基づくことなく、シニフィアンが連鎖していくので、思いもかけないアイデアが獲得できるからだという。
 ハルパーンの《Cannabis Dreams》は、大麻を吸飲して得たメロディーを、アルバム化したものだという。使用している楽器は、Rhodes Mark 7という電子ピアノである。クリスタル・ボールやチューニング・フォークのような音色を出す。バイノーラル・ビートがミックスしてあるのだろうか、ヘッドフォンで聴くことが求められる。音楽性の高いハルパーンのメロディーが、覚醒夢を見ているような感覚に導いてくれる。


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2023年09月22日

伊予鉄道に乗りまくり(1)

 朝七時半過ぎに起きて、温泉に入ることにした。雨が滝のように降っていた。こんな天気では、どこに行ったらいいか、見当がつかなかった。
 十時にチェックアウトしたのだが、十一時の送迎バスに乗るまで、休憩室でのんびりしてもいいことになった。そこで、飲み物を何杯も飲み、全身や足のマッサージをした。図鑑もたくさんあり、一日いても退屈しそうにない。このまま夕方まで過ごしてもいいとさえ思った。
 十一時の送迎バスで、松山市駅まで送ってもらった。伊予鉄道の電車とバスが一日乗り放題の切符(千九百円)があるというので、それを買って郊外電車を乗りまくることにした。
 伊予鉄道とJRは仲が悪いようだ。松山の中心は予讃線の松山駅よりも、伊予鉄道の松山市駅の方にある。郊外電車は横河原線のほか、郡中線、高浜線がある。松山市内は道後温泉に向かう路線ほか、数本の路面電車の路線がある。その中心が松山市駅である。
 松山にこれほど路線が多いことは意外だった。JRと仲が悪い点では、福岡の西鉄と似ていると友人が言っていた。福岡の場合も、JRの博多よりも、西鉄の天神の方がにぎわっている。(つづく)


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2023年09月21日

Podcastの電子書籍について

 iTunes Storeからはpodcastの古いエピソードが、どういう基準で消えていくのかは知らない。朗読とか対話とかと比べて、電子書籍はダウンロード数が少ないから、早く消えていくのかもしれない。電子書籍でも、音声の再生ポタンが出てくるし、一般の人には分かりにくい。
 古いエピソードから、一日または二日ごとに一つずつ消えていくとすると、純粋に新しいもの、増補したものだけで、podcastを維持するのは難しいような気がする。エピソードが10以下に減れば、新作を出しても10日ほどで消えるということか。
 本当はpodcastのエピソードが、seesaaのブログ上には50以上あるのだが、以前のエピソードを、再アップロードしないようにしていたら、すでにiTunesでは14までに減ってしまった。どこまで減っていくのかな。


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