2023年09月27日

詩「セミの兄弟」(ePub)

 我が家の蜜柑の木に、セミの抜け殻を見つけました。一つの葉に二匹止まったまま、羽化していたのです。眺めていると、一篇の詩が生まれました。そのさまを描いた絵を表紙にしました。
 以下のリンクからダウンロードして下さい。
semi2.epub

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksなどでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにも対応しています。
 EdgeではePubは開けなくなりました。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。


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ラベル:詩,セミ,兄弟
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2023年09月26日

朝ドラ「らんまん」最終週

 NHKの朝ドラ「らんまん」は、植物学者牧野富太郎がモデルの槇野万太カと、妻壽惠がモデルの寿恵子の物語。関東大震災の後、渋谷の待ち合い茶屋を売った金で、大泉の広い土地を購入し、二人の最後の日々が描かれるのかと思っていた。
 突然、昭和三十二年、万太郎の死後に、娘の千鶴と、遺品整理役の藤平紀子が登場する。しかも、千鶴の役は祖母タキと同じ松坂慶子、紀子はナレーターの宮崎あおいが演じるという番狂わせ。
 視聴者としては、万太郎と寿恵子の最後の日々と、万太郎の植物図鑑の完成の場面が見たいと思っていたのだが。最終週のタイトルが「スエコグサ」なので、最後の日々は描かれるのだろう。
 一方、『牧野日本植物図鑑』の方は、昭和十五年に完成する。寿恵子は昭和三年、五十五歳で亡くなっているから、寿恵子の死後十二年の歳月が流れている。植物図鑑完成の場面が出てくるとしたら、娘千鶴の回想という形で、完成を喜ぶ万太郎が、「これを寿恵ちゃんに見せたかった」と涙ぐむ場面が描かれるのだろうか。
 なお、ドラマでは万太郎は神社合祀に反対して、東京大学をやめたことになっている。在野の学者の道を選んだという設定だが、実際の牧野富太郎は、昭和二年、壽惠の生存中に東京大学から理学博士の学位を与えられ、昭和十四年まで嘱託講師として東京大学に勤めていた。


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2023年09月25日

伊予鉄道に乗りまくり(2)

 松山市駅のホームに郡中港行きの電車が止まっていた。ロングシートに座ると、すぐに列車は発車した。郡中線は単線だった。住宅街の間を縫って走っている。終点の郡中港駅近くには、予讃線の伊予市駅がある。終点に着いたので、港に向かって歩いていくことにした。小雨が降っているので、傘を差しながら。
 入江が港となっており、対岸に渡れないため、いったん大通りに戻って、五色浜公園に向かった。ここは江戸時代に萬安港として開かれ、郡中港、伊予港と名前を変えたということだ。
 萬安港旧灯台を目指していった。日が暮れて港に入る船のために、そこで火を焚いたのだという。江戸時代は木製だったのだが、明治の初めに石造りの今の姿になったのだという。
 五色浜という地名は、平家の姫君、五色姫が追っ手から逃れるためにたどり着き、源氏の旗を探して敵の目をくらまそうとしたが、見つからずに落胆し、ここで入水したからだという。(つづく)


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