2023年02月03日

下野の薬湯板室温泉(2)

 木造三階建ての加登屋という旅館は、かつての隆盛ぶりを伝えていたが、人影が全くない。「男はつらいよ」の寅さんでも泊まっていそうな旅館だが。温泉に入る前に、板室健康のゆの隣にある那須塩原ビジターセンターに入ることにした。
 軍のかつて板室は、旧幕府陣地となり、新政府軍との戦闘で人家も焼かれたという。会津と隣接している地だから、そんな悲劇にも見舞われたというわけだ。
 温泉は火山ガスが地下水と触れてできるという。これは天然の場合だが、噴き出す火山ガスと地下水を混ぜて、人工的に作られることもある。
 ビジターセンターには、そのほか、この地に生息する熊やハクビシン、ニホンカモシカの剥製があった。源頼朝の鷹狩で、捕らえた獲物を煮て食った大釜の模型なども展示されていた。(つづく)


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posted by 高野敦志 at 00:27| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする