2023年02月23日

小説「シリウスからの旅人」(pdf)

 臨死状態から生還した男は、シリウスから来た宇宙人だと主張する。当惑する妻の愛情で、かつての記憶を取り戻していくが、夜の間に見る夢は、日本の危機的状況を警告するというSF風の現代小説です。

今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
Sirius.pdf

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。


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2023年02月22日

ますむらひろしの『銀河鉄道の夜 初期形[ブルカニロ博士篇]』(1)

 宮沢賢治の遺稿『銀河鉄道の夜』には、四種類の草稿があるという。現在では四次稿が賢治の意図した最終稿に近いものとされているが、僕が最初に読んだ角川文庫版(定本は筑摩書房版『宮沢賢治全集第十巻』)では、カムパネルラが列車から姿を消したあと、黒く大きな帽子をかぶった青白い顔のやせた大人と、ジョバンニは語り合うことになる。
「ああ、どうしてなんですか。ぼくはカムパネルラといっしょにまっすぐに行こうと言ったんです」
「ああ、そうだ。みんながそう考える。けれどもいっしょに行けない。そしてみんながカムパネルラだ。(中略)あらゆるひとのいちばんの幸福をさがし、みんなといっしょに早くそこに行くがいい、そこでばかりおまえはほんとうにカムパネルラといつまでもいっしょに行けるのだ」
 僕が『銀河鉄道の夜』を初めて読んで、強い印象が残ったのはその部分なのである。それに続いて「いきなりジョバンニは自分というものが、じぶんの考えというものが、汽車やその学者や天の川や、みんないっしょにぽかっと光って、しいんとなくなって、ぽかっとともってまたなくなって、そしてその一つがぽかっとともると、あらゆる広い世界ががらんとひらけ、あらゆる歴史がそなわり、すっと消えると、もうがらんとした、ただもうそれっきりになってしまうのを見ました」という長文が来る。
 賢治はここで、あらゆる存在は仮初めであるという仏教思想を表現している。ますむら氏は最終形(四次稿)に基づいて『銀河鉄道の夜』を、まず漫画化したわけだが、すべての映像が幻と消える場面を表現したいがために、さらに初期形[ブルカニロ博士篇]の漫画化に踏み切ったのではないか。(つづく)


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写真とエッセイ「立山黒部アルペンルートの旅」(ePub)

 本州にもこんな美しい風景があったのか! 立山、室堂高原、黒部峡谷鉄道の旅を、写真とエッセイで紹介します。現地で撮影した峡谷や高山の自然を、高解像度の写真で収録しました。リフローの電子書籍ePubで提供いたします。約9メガありますので、通信速度が遅い場合は時間がかかります。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
tateyama.epub

 iOSではiBooks(https://itunes.apple.com/jp/app/ibooks/id364709193?mt=8)でご覧ください。横向きで見る場合の方が、レイアウトの乱れは少ないです。写真を指でダブルクリックすると、フルスクリーンの写真がご覧いただけます。
 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにもようやく対応しました。
 EdgeではePubは開けなくなりました。

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