注射を打つと、妻の意識が戻り、何がショックだったか明らかになった。「承知しないわよ、今度浮気したら」と妻は口走る。これで一件落着というわけだが、星新一らしいひねりがない。
注射を打ったら、取り憑いたきつねが話し出したとか、奇想天外な展開をするのが、星新一の考えそうな世界なのだが。「こん」と鳴いたわけを放置したまま、物語を終わらせるのは、上首尾とは言えないのではないか。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
https://twitter.com/lebleudeciel38
Telegram
https://t.me/takanoatsushi
GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!