2022年11月27日

星新一の「ねぼけロボット」

 宇宙船の中でアラームが鳴った。異常は貨物室で起きているらしい。どうやら、宇宙植物が侵入してきたようだ。蔓状の茎に入れ歯に似た口がついており、何でも溶かしてしまうという。
 手で駆除できないので、ロボットに登場願うことにした。出てきたのは、小咄をするロボット、料理のロボット、指揮者のロボット、踊りのロボットと、役に立たない物ばかり。人間に近い最高級のロボットを呼ぶと、起きたばかりで寝ぼけており、立ち小便をする始末。それでも、覚醒することで使命を果たし、宇宙船は無事に帰還したという話。
 ここで、物語のような宇宙旅行が可能か考えてみよう。宇宙空間は真空とされているから、植物が存在することはできない。真空に投げ出された途端、粉々になってしまうだろう。また、宇宙船に穴を開けて侵入したとしたら、その瞬間にすべての物は、宇宙船外に投げ出されるはずである。
 宇宙飛行士が宇宙船から外に出て、作業をすること自体不可能である。真空に出れば、宇宙服が破裂するだろうから。真空の中で炎を噴射しても、機体は移動することができない。もし移動できるとしたら、宇宙空間は真空ではなく、エーテルで満たされているんだろう。


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2022年11月26日

星新一の「3つの願い」

 男が氷結した湖に穴を開け、釣り糸を垂れていると、奇妙な壺が引っかかった。中から三つの願いを叶えてくれるロボットが出てきた。アラジンの魔法のランプから出てくる魔神の、ロボット版みたいである。
 男が魚を出してくれと言うと、ワカサギが一匹出てくる。でかい魚と言うと、両手で支え持つほどのイトウが出てきた。最後に、この湖で一番大きな奴と言うと、巨大な怪魚が出てきて、湖の氷が割れて投げ出されてしまった。
 教訓としては、願いはほどほどにすべきだということだ。僕が子供の時に好きだった「金の魚」も同様の話で、助けた金の魚におじいさんが願い事を言うと、新しいたらいが出てくる。おばあさんにそそのかされて、次に新しい家、貴族の生活、最後には海の神さまになることを願うと、元の木阿弥に戻るという話である。


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2022年11月25日

世界戒厳令の可能性

 2020年のアメリカ大統領選挙では、外国勢力の介入や有効票の廃棄などで、共和党のトランプ大統領の票が盗まれて、民主党のバイデン大統領が誕生した。
 しかし、本物のバイデンはすでに死亡しており、バイデンを演じているのは、複数の俳優だという。不正選挙だと認めたがらないディープ・ステートは、マスコミを操って、インターネットで流れる情報を、すべて陰謀論だと吹聴している。それは新型コロナウイルスのワクチンについても言えることである。ワクチンにヒドラと呼ばれる寄生虫が混入していることや、ブースター接種で死者が続出していることについて、テレビではほとんど報道されてこなかった。新型コロナウイルスの感染やワクチン後遺症に、イベルメクチンが有効であることも。
 アメリカではフォックス・ニュースなど、真実を報道する放送局があり、新型コロナウイルスの真実やワクチンの危険性について、過半数のアメリカ人は気づいているという。一方、日本の大手マスコミはほとんど報道しておらず、SNSの中から真実の情報を探し出すしかない状況である。
 アメリカでは、バイデン大統領を失脚させる動きが加速しているが、不正選挙を最高裁が認めようとせず、トランプ大統領が正式に復活する流れにはなっていない。膠着状態を一気に解決する方法は、軍隊を動かしてテレビ放送を遮断し、世界緊急放送を流すことである。ただ、真実を一気に流すと、誘拐された子供の虐待とアドレノクロム抽出、ワクチン接種者の生命の危機など、余りにもショッキングな内容が多く、何も知らない国民をパニックに落としかねない。だから、一般のニュースで情報を小出しにしているのである。
 ただ、ディープ・ステートによって、今まで通貨発行権が、アメリカや日本になかったことや、金もうけのために戦争が意図的に起こされてきたこと、国民の税金の多くが闇に消えたりなど、国民に伝えなければならない情報は山とある。日本では天皇制が廃止され、共和国となることも決まっているという。欧米ではワクチン接種は止まっているが、ディープ・ステートはワクチン接種をしなければ海外渡航を認めないという決議を出し、あくまでも抵抗する姿勢を崩していない。
 強硬な手段をなるべく取らない方向で動いてきたが、膠着状態を解くことができないという判断になれば、世界各国で戒厳令が敷かれ、テレビ放送やインターネットが遮断され、外出の制限などが指示されるという。現在はその分かれ目に来ているようだ。


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