外見はアナログカメラだが、ラジオ、暗号無線、バリカン、養毛剤、ワイヤー、カッター、催涙ガスまで中から出てくる。これで本国と連絡を取りながら、変装をしてミサイル基地に侵入し、警備員と戦えというのである。
ただ、肝心のミサイルを撮影する機能が、カメラ型の万能スパイ用品には備わっていなかった。そこで、携帯電話で写真を撮ってこいという落ちである。
実際に軍事施設に侵入して、外見を写真に撮れたとしても、ミサイルの機能が分からなければ意味がない。外見がいかに頼りにならないかは、カメラを「万能スパイ用品」に仕立てたという前提からも明らかである。単なる笑い話に過ぎないと言うしかない。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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