ひどい嵐で神社が倒れてしまった。その跡に大きな穴が開いていた。一人が下を覗いて「おーいでてこーい」と叫び、大きな石を投げ入れる。穴はニュースとなり、学者が調査に入ると、埋めてしまえばいいということになった。
ある業者がその穴を埋める権利を得る。深さ五千メートルはあるというので、原子炉のカスやら産業廃棄物やら、ありとあらゆるゴミを投げ入れる。それでも穴は埋まらない。
ある日、空から「おーいでてこーい」という声が聞こえて、大きな石が落ちてくる。物語はそれで終わりなのだが、その後、原子炉のカスやら産業廃棄物やら、ありとあらゆるゴミが降ってくることが暗示されている。自業自得であり、すべてはつながっているということだ。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
https://twitter.com/lebleudeciel38
Telegram
https://t.me/takanoatsushi
GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!