十分に文明が発達したところで、博士は次の星に移動することにした。その星の住人は、感謝の気持ちを表すために、銅像を鋳造したと告げる。お披露目となり、博士は自負心に酔いしれていた。ところが、現れたのはロボットの像だった。
住人たちにとって、生活を楽にしてくれたのはロボットであり、指令を出していた博士のことなど、眼中にはなかったのである。感謝されることを期待して行うボランティアなど、自己満足に過ぎないというわけだ。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en
https://twitter.com/lebleudeciel38
Telegram
https://t.me/takanoatsushi
GETTR
https://gettr.com/user/takanoatsushi

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
ランキングはこちらをクリック!
Twitter、facebookでの拡散、よろしくお願い致します!