2019年12月21日

増補版『「カシーナ」と脳内芸術』(pdf)

 ブレインマシーンの開発は、作家のウィリアム・バロウズが「ドリームマシン」を考案したことに始まりました。日本では1990年頃に発売された「メガブレイン」が一世を風靡しました。ここではMindPlace社の「カシーナ」を使用する際のヒントと、その文化的背景についてまとめました。
 改版では《Journey to the Sun》《528ヘルツCD》《レムリアの記憶》の3つのプログラムについての解説を加えました。

 今回はパソコンですぐに開けるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
Kasina2.pdf

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。 以下のリンクからダウンロードしてください。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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2019年12月01日

カルロス・カスタネダの『イクストランへの旅』

 ドンファン・シリーズの三作目。ここまで読んできて、僕が気になるのは、カルロス・カスタネダという青年が、いまだに喜怒哀楽の感情に翻弄されているという点だ。カスタネダは人類学の研究をしているので、幻覚性の茸ペヨーテについての情報を、フィールド・ワークの形で調査している。だから、お金を払うから教えてくれ。その方が気が楽だからなどと、ドンファンに要求するのである。
 これは秘儀に参入する人間としては、信じがたい態度である。例えば、禅や密教の師に、お金を積むから、早く奥義を教えろというのと同じだ。そんなことを口にしようものなら、破門されておしまいだろう。カスタネダは秘儀に参入するという心構えがないまま、ドンファンに見込まれて、秘儀の世界に導かれていく。
 ドンファン・シリーズは、人類学のフィールド・ワークの形を取ったフィクションだから、紆余曲折の一部始終を、物語の形で提供しているのだろう。とはいっても、秘儀の世界の鍵は、物語の中にちりばめられている。例えば、夢見の法のテクニックである。夢を見ている間に、自分自身の手を見るようにする。それによって、無自覚で夢に翻弄されている状態を脱して、覚醒夢が見られるようになるという。
 夢をコントロールできるようになったら、自分のよく知っている場所に、夢の中で移動するようにする。夜であったら、夜のその場所に移動する。その技術に長ければ、意識の一部を体外に投射することも可能になるらしい。
 さらには、この世界そのものも、夢と同じように意識が作り出したものだという知見に到達するのだろう。ドンファンの場合は、幻覚性の植物を用いているわけだが、バイノーラル・ビートという音声技術によって、変性意識に至る方法がある。それがヘミシンクである。


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2019年11月06日

カルロス・カスタネダの『分離したリアリティ』

 ドンファン・シリーズの二作目。音楽家の細野晴臣氏は「ぼくの人生を変えた本。ドン・ファンが説くことは、具体的で明快だ」と述べている。この本のタイトル『分離したリアリティ』とは、一体何を指すのだろうか。
 我々が見ていると思い込んでいるものは、単に眺めているに過ぎないと、ドンファンは主張する。そうした考え方の背景にあるのは、人間の体はオーラという光に包まれているとする神秘主義の思想である。また、量子力学では、すべては波動であり、物質と思われているものも、幻に過ぎないとされる。音の波動芸術ともいうべき音楽は、宇宙に変動をもたらす技術なのだろう。
 すべてが波動ならば、「音を見る」といった共感覚も、波動を視覚でとらえたに過ぎないことになる。「色を聞く」の場合は、普通なら視覚でとらえる波動を、聴覚でとらえたことになるだろう。それを可能にするのは、ネイティブ・アメリカンが使用するペヨーテやチョウセンアサガオなのだろう。
 ただ、ドンファンが説くことに対する疑問としては、小鳥や虫、水を精霊や呪術師だと、本気で信じているらしいという点である。形あると見えるものも、本来は波動が仮に形を取ったに過ぎないのではないか。


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