2017年08月01日

手当てと霊気

 手当てには病気の治療や報酬など、いろいろな意味があるが、医学の発達していない時代には、患部を手でさすったりして、痛みを和らげたことに由来すると考えられる。
 霊気は大正時代に、臼井甕男(みかお)が始め、Reikiの名でハワイの日系人から欧米に広がった。患者の痛みを和らげる代替医療として知られている。キリストのような聖人や、修行を積んだ密教僧でなくても、ごく普通の人でもコツさえ学んで練習すれば、効果を得ることができる。
 手を当てるだけで患者の病気が良くなるなど、新興宗教のまじないのようであるが、気功やヨーガをやったことがあれば、人体には気やプラーナと呼ばれる霊気が流れており、それが欠乏することで自然治癒力が低下し、やがて発病する。それならば、外部から霊気を補充してやれば、本人の自然治癒力がよみがえり、健康な状態に戻っていく。
 これと同じことは、体外離脱で有名なロバート・モンローが開発したシステム《Gateway Experience》にも取り入れられている。霊気では全てを自然に任せて、リラックスすることが求められるが、これは肉体が眠り、精神は覚醒した「フォーカス10」に当たるだろう。霊気ではその後、合掌して掌の一方から他方へ、気の伝達を行う。気功でも掌から掌へ、足の裏から足の裏へ行うが、これによって電気のようなピリピリとした感覚が伝わるのが分かる。
 それを毎日行っていく。あとは患者や自分自身の患部に、手をかざして自然に霊気が流れいくのに任せるのである。気功の大周天ができる人なら、頭頂から霊気を取り入れて、掌を介して患部に流せば、体力を失うことなく行える。もし、家族や友人に具合の悪い人がいたら、効果があるかどうか試してみるといいだろう。
 なお、Reikiのための音楽が多数発売されており、自身のリラックスや患者に手を当てる時に流すといいだろう。僕のお勧めはKamalの《Reiki Whale Song》である。そのアルバムについては、以前書いたことがあるので、以下のリンクでご覧下さい。(http://takanoatsushi.seesaa.net/article/366358267.html

「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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2017年07月27日

《Gateway Experience》私見(ePub)

「体外離脱」を探究したロバート・モンローと、左右の脳を同期させるヘミシンクの技術、宗教的な変性意識が体験できる《Gateway Experience》、死後の世界を探索できる《Going Home》などについて、実践する場合に知っておくとよいことや、僕自身が体験した上での私見をまとめてみました。関心は持っているが、自身でやるかどうか迷っている場合などは、参考になるのではないかと思います。
 以下のリンクから、ダウンロードできます。
Gateway.epub

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksでご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにも対応しています。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。

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2017年07月05日

空海の『般若心経秘鍵』

 大乗仏教の経典の中で、日本人に最も親しまれてきた経典『般若心経』を、晩年の空海が真言密教の立場から解釈し直した著作。『般若心経』を原始仏教から大乗仏教、密教に至るまでのすべての真理を含んだものとして示している。
 仏教の専門家でなければ、細かい解釈については分からないが、『般若心経』を通じて各宗派の仏教をつなぎ、その理解を深めることで、究極の仏教である密教への道を開こうとする意図が感じられる。
 空海は自身の思いを偈(詩文)や名句の形で示す。簡潔にして要を得た、心に響く言葉で表している。
「哀れなる哉(かな)、哀れなる哉、長眠(じょうめん)の子(し)。苦しい哉、痛ましい哉、狂酔(きょうすい)の人(にん)。痛狂(つうきょう)は酔(え)わざるを笑い、酷睡(こくすい)は覚者(かくしゃ)を嘲(あざ)ける。曾(か)つて医王(いおう)の薬(くすり)を訪(とぶ)らわずんば、何(いず)れの時にか大日の光を見ん」
 真実から目をそらす人間が、真実を知った人間を嘲笑う。いつの時代でも、救いがたい錯誤、アベコベの言動が幅を利かしている。仏の教えを求めなければ、永遠の仏である大日如来の光と一つになることはできないというのである。

参考文献
空海『般若心経秘鍵』(加藤精一編 角川書店)

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