2019年10月18日

ソニーのイヤフォンMDR-XB50について

 パナソニックのイヤフォンHDE3Mを愛用していた。澄んだ音がハイレゾの微かなニュアンスを表現してくれていた。ただし、CD音質を176.4kHzにアップサンプリングした音は、どことなく迫力に欠けていた。
 実は、それ以前にはソニーのMDR-XB50を使っていて、行方が分からなくなっていたのが、部屋を片づけていたら出て来た。そこで、パナソニックのMDR-XB50の音とどう違うか、僕自身の印象を述べてみたい。
 ソニーのMDR-XB50は重点音重視で、ヘッドフォン顔負けの迫力のある音を出す。その反面、重低音が強調されている分、ハイレゾの微かなニュアンスが聞きとりにくい気がした。でも、これは好みの問題かもしれない。そこで、ウォークマンのイヤフォンの設定も調節してみることにした。
 一番上のIER-NW500n/NEは、ウォークマンに付いているイヤフォン用、二番目のMDR-NW750N/NEは一万円前後のイヤフォン用、三番目のMDR-NC31/NWNC33は五千円前後のイヤフォンに最適化されているようだ。その際、ノイズキャンセルをオフにし、Clear Phaseにチェックを入れると、迫力を保ちつつ音に透明さが増す。ソニーのイヤフォンを使っている場合には、留意しておいた方がいい。
 すると、ハイレゾもかなり心地よく聞こえるようになった。一番大きな違いは、CD音質を176.4kHzにアップサンプリングした音が、ハイレゾと比べても遜色のない音に聞こえることだ。やはり、ウォークマンはソニー製品だから、イヤフォンもソニー用に最適化されているということなのだろう。


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2019年09月29日

Audirvanaのアップサンプリング(2)

 Dacはnano iDSD BLACK LABEL、プレイヤーはAudirvanが、パソコンを用いた音楽再生の環境であることは、以前にも書いた通りである。ただ、しばらく使っていなかったら、Windows10がアップデートしたために、Audirvanaが動かなくなった。
 Windows10からは、OSの名称は変わらなくても、大規模なバージョンアップが行われる。最新のOSでは古いバージョンのAudirvanaは動かないのである。ほどなくして、自動でアップデートが始まり、問題は修正されたのだった。
 ハイレゾの再生に関しては、ウォークマンでも満足しているが、CD音質のファイルに関しては、176.4kHzにアップサンプリングした音は、かなりいい線行っているものの、本物のハイレゾの音を知っているだけに、今一つ透明さが足りない気がする。
 Audirvanaのアップサンプリングでは、DSD11.2kHzで聴いていたのだが、PCMの352.8kHz 32bitにアップサンプリングしたものと聴き比べてみた。ジョン・コルトレーンのサックスは、DSD11.2kHzだと精緻で上品な音で再生される。DSDはアナログのLPの音に近いと言われるが、なるほどという気がする。
 次に、PCMの352.8kHz 32bitに変換すると、サックスの音が透き通り、音圧も上がり、よりリアルに、迫力のある音になった。どちらが好みかは人によって意見が異なるだろうが、僕の場合はMQA-CDの352.8kHz 24bitをよく聴いてきたためか、こちらの方が感動させられる気がした。
 ちなみに、アップサンプリングは、パソコンに過大な負担を強いるので、タスクマネージャーを立ち上げておき、エラーが発生した場合はただちに終了できるようにしておかないと、OSがフリーズする恐れがある。とりわけ、DSD11.2KHzへの変換は負担が重い。パソコンのCPUの70〜90%をAudirvanaが占めてしまう。それに対して、PCMの352.8kHz 32bitの場合は、10%以下の負担である。異なる形式への変換は、それだけ重労働であるということだ。


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2019年09月15日

MQAにまつわる謎(3)

 MQAはハイレゾの音がしながら、容量が少ない。MQA-CDは普通の機器だと、44.1KHz/16bitで再生されるが、MQAに対応した機器だと、折りたたまれた部分がデコードされ、176.4kHZ/24bitや352.8kHz/24bitで再生される。もともと192kHzのデジタルデータが、176.4KHZにダウンサンプリングされて、MQA-CDに収録されたりするのはなぜか。
 ようやく、MQAの仕組みが理解できた。MQA-CDには44.1KHz/16bitのデータとともに、ハイレゾデータの高音部のみが折りたたまれて収録されている。MQA対応機器では、44.1KHzのデータを整数倍にアップサンプリングし、折りたたまれた高音部と合体する。同時に16bitのデータを補完して24bitにする。
 ネットで配信されているMQAファイルは、44.1KHz/16bitで再生する必要がないので、本来の24bitのファイルであるが、内部でアップサンプリングを行っている点では、MQA-CDと同じである。
 きめの細かさでは、本来の24bitで配信しているファイルの方が音がきれいだろう。ただ、MQA-CDが352.8KHzの場合には、16bitから24bitに補完されていても、今まで聴いたことがない高音質に聞こえるだろう。MQA-CDがUHQCDの高品質の素材を使っていることも、高音質に聞こえる要因と考えられる。
 何だ、CDの音をアップサンプリングして、折りたたんだ高音部とくっつけ、16bitを24bitに補完していたのかと、音楽マニアから失望の声が上がりそうだが、MQAは高音質に聞こえるファイルを扱いやすい容量で配信できるわけだし、人間の耳に快く聞こえるなら問題はないのである。


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