2019年01月01日

余りの寒さに葡萄も冬眠?(8)

 帯広空港行きのバスに乗った。乗車専用でほとんどの停留所は通過していく。すっかり日が暮れていたが、ライトに照らされた畑は雪が積もっていた。幸福駅の辺りも通過する。イメージだけは鮮烈だったが、今では夢のようにしか感じられない。
 うとうとして目が覚めると、もう帯広空港だった。気温はマイナス8度! 昨夜よりも寒い。これほど低い温度は初体験だった。バスから降りて1分ほど外にいるだけで、急激に生命エネルギーを奪われる感じがした。
 午後9時15分。定時より10分遅れて出発した。離陸すると、友人がアプリを使って、現在の飛行位置を教えてくれた。日高山脈を越えて、様似周辺で太平洋に出たようだ。夢のような北海道旅行は、瞬く間に終わった。


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2018年12月31日

余りの寒さに葡萄も冬眠?(7)

 池田から気動車に乗った。まだ三時頃だというのに、もう日が傾いている。帯広に着いた頃には、すっかり夕方という感じになっていた。二時過ぎまで食べていたから、余りお腹が空いていない。
 夕食は何にしようか迷った。帯広市民に人気があるインデアンカレーに行ってみようと、友人が提案した。市民に愛され、中には鍋を持ち込んで、自宅で食べる人も多いとのこと。ご当地カレーでは、金沢の芋入りカレーが、きんとんみたいで粘ついて、あまりおいしくなかった。
「それがトラウマになっているんでしょう?」と友人は言った。
 実際、店に入ってカツカレーを頼んでみた。僕は辛口にしてもらった。カツが二列に並んでいて、食べでがあった。カレーも香りが良く、コクも絶妙だった。野菜の甘みと肉のうま味、スパイスの辛さが口の中で溶け合う。東京では新宿カレーというのが有名だが、それよりもおいしいかもしれない。(つづく)


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2018年12月30日

余りの寒さに葡萄も冬眠?(6)

 ワイン城をあとにした。帰りは下りだから、行きの半分ぐらいの速さで下りられる。友人が「バナナ饅頭を買いたい」と言い出した。バナナ饅頭? それ何って思った。どうやら隠れた名産品であるらしい。池田駅前にあるというので、寄ってみることにした。
 バナナ饅頭の製造元は米倉商店。お菓子屋さんかと思ったが、レストランになっている。ドアを開けると、店内で販売していた。僕も試しに買ってみた。バナナの形をしたカステラで、中に白あんが入っている。バナナ自体は原材料に含まれず、バナナの香料を使用している。
 これはかつては高価だったバナナの味を、庶民にも味わってもらうために作り出した菓子だった。最初に作られたのは1905年(明治38)、日露戦争の頃というから、百年以上の歴史があるわけだ。なかなかおいしいので、みやげ物にも最適である。(つづく)


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