2018年11月11日

木次線は「きすきせん」(1)

 旅行の最終日、朝から快晴である。大山も山頂まで晴れ上がっていることだろう。六時半に起きて温泉に入り、痛くなった太ももをマッサージした。朝食を食べてチェックアウト、ホテルの車で玉造温泉駅に送ってもらった。
 今日も特急やくもに乗り、宍道駅で降りた。木次線の始発駅で、ここから広島県の備後落合駅までの81.9kmを結んでいる。かつては山陰と山陽を結ぶ鉄道として、急行列車も走っていたが、山岳路線でスピードが出ず、スイッチバックもあることから、電化された伯備線にその座を奪われた。
 トロッコ列車「奥出雲おろち号」は、本来なら木次発なのだが、今日は宍道発となっていた。トロッコと普通車の二両編成で、ともに予約制。どちらの席も指定され、いずれの席にも移動できるシステムになっている。
 ディーゼル機関車が急勾配、急カーブの山中を進んでいった。トロッコ列車なので、脇の木の枝が折れて落ちてきたり、トンボが飛んで入ってきたりする。水田や林の中を抜けていくのは、のどかな感じで良かったのだが。(つづく)


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2018年11月07日

大山は「おおやま」にあらず(10)

 米子駅に戻ってきた。特急やくもに乗って、玉造温泉駅で降りた。ホテルの車が迎えに来てくれていた。荷物を部屋に下ろすと、すぐに地下の料亭に向かった。ここはきれいに改装されていて、職員のもてなしも感じよかった。
 料理もなかなかしゃれている。食前酒は島根ワイン。アスパラガスの入ったこだわり豆腐、鯛と鰹の刺身。白魚の柳川風は、薄口の醤油味でとても甘かった。ポークの陶板焼きは、肉汁のうま味がたまらない。
 びっくりしたのはのどぐろの煮付け。甘露煮のように濃口醤油でトロトロに甘く煮てあった。単品だと3500円もする料理だが、のどぐろは鯛に似ているから、塩焼きにした方がよほどおいしいだろう。出雲蕎麦のそばつゆもかなり甘かったし。
「これは九州の味だよ。山口も福岡と同じだったけど。鳥取はこんなに甘くなかったのにね」と友人が言った。
 あとはご飯に、しじみ汁、デザートはくず餅とマンゴープリンだった。今夜はビールも飲んだ。
 ロビーから見える中庭は、和洋折衷で奥に岩をあしらい、手前は横並びでライトアップされた噴水。なかなかしゃれている。浴室は広くて豪華だったが、泉質は透明であまり特徴がない。赤や緑、白の瑪瑙を埋め込んだ浴槽が、癒しをもたらしてくれそうだった。


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2018年11月06日

青海の白い雲(pdf)

 チベット旅行記『懐かしのチベット』の続篇です。2000年(平成12)の夏に、チベット人が居住する青海省から甘粛省にかけて旅した記録です。今回は日本人は僕一人で、中国人のガイドと運転手の三人で行動しました。『青海の白い雲』と名づけることとし、エッセイ「チベット人との語らい」を加えました。パソコンですぐに開けるpdf版を公開します。保存してからご覧下さい。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードして下さい
Qinghai.pdf

 iTunesからダウンロードする場合は、マイミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。大部分のパソコンにインストールされているAdobe Readerで読むことができます。

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