2017年10月05日

ネルヴァル Nerval の短編「緑の怪物」(ePub)

 19世紀フランスの狂気の詩人、ジェラール・ド・ネルヴァルの短編「緑の怪物」を新訳でお送りします。夢と現実の間をさまよいながら、シュルレアリスムの先駆的作品を生み出し、20世紀になってから再評価されたネルヴァルですが、今回紹介するのは、ネルヴァルの狂気の側面がうかがえる怪談です。
 作中には多数の固有名詞が出てきますが、余り気にせずに読み進めて下さい。注釈は最低限にとどめました。以前、「緑の怪物」の要約をブログに載せましたが、今回はガリマール社版の『ネルヴァル全集』第3巻を用いて全訳しました。なお、筑摩書房の『ネルヴァル全集』第4巻には、中村真一郎訳の「緑の怪物」が収録されています。
(注、ジェラール・ド・ネルヴァルをフランス語で表記すると、Gerard de NervalのGerardは、本来ならeにアクサン・テギュ accent aiguが付きますが、文字化けが発生するため、アクセント記号は省いてあります。)

 以下のリンクから、拙訳をダウンロードして下さい。
lemonstrevert.epub

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

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 ブラウザからePubを開く場合、Edgeならプラグインなしで読めます。Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにも対応しています。

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2017年10月04日

ネルヴァル Nervalをめぐる随想(ePub)

 19世紀フランスの詩人、小説家であるジェラール・ド・ネルヴァルをめぐるエッセイ集です。シュルレアリスムの先駆者であり、プルーストにも影響を与えたとされるネルヴァルは、夢と現実の世界を生きて珠玉のような作品を残しました。
 ここでは代表作の「シルヴィ」「オーレリア」をはじめ、奇妙な寓話「緑の怪物」や、フランス革命で処刑されたカゾット、プルーストとネルヴァルのテキスト、無意識の世界に触れる方法などについて紹介しました。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
Nerval.epub

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posted by 高野敦志 at 03:45| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月03日

男はつらいよ 寅次郎と殿様(第19作)

 このシリーズの冒頭は、寅次郎の夢で始まる。映画制作に関わったスタッフが、毎度趣向を凝らした小劇を披露する。それを見ていて、「紅白歌合戦」に出演する歌手が演じる劇を思い出した。ストーリーがどうかと言うより、誰がどの役を演じているかに、観客の関心が向いているからである。
 今回、寅次郎は「鞍馬天狗」を演じている。この夢は本筋と関わりがある。寅次郎が伊予大洲で出会う旧大洲藩の殿様は、嵐寛寿郎が演じている。映画『鞍馬天狗』の俳優であり、サムライの言葉遣いをさせるには、持って来いの配役となっている。
 末の息子の結婚に反対し、勘当した息子の亡き後、ぜひ息子の嫁に会って礼を言いたいという殿様の願いを、安請け合いした寅次郎が、息子の嫁鞠子を探して奔走するという話である。
 華族制度がなくなっても、元の殿様が在世していた昭和の後期、家柄や身分の違いを気にする日本人が多かった。その一方で、相手の気持ちを察することが美徳とされ、人の話を聞いたり、ドラマを見たりしてもらい泣きする人も多かった。他人に対する思いやりが残っていて、無関心と冷血さが横行する現代と比べたら、別の国のドラマでも見ている気分になる。
 殿様は嫁の鞠子に、大洲に来て自分と一緒に暮らしてほしいと願う。しかも、寅次郎と再婚してほしいとまで思う。殿様の勝手な願望が、鞠子の気持ちとは無関係に、とらやの人たちの心を揺さぶる。現代だったら、老人の妄想だとして、ハナから無視されるだけなのに。

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