2017年06月24日

梶井基次郎の青春(ePub)

 伊豆で過ごした梶井基次郎の生と死への思い、宇野千代や三好達治との交友関係を、美しい伊豆の自然を背景に描いた小説「厚い掌」を、電子本ePub3形式(縦書き)で配信します。
 以下のリンクからダウンロードしてください。
atsuitenohira.epub

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksやbREADER(http://breader.infocity.co.jp/)でご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。Windows8用のアプリのEPUB Reader(http://www.skyfish.co.jp/epubreader.html)でも開けますが、一部のレイアウトが反映されません。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにもようやく対応しました。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
http://itunes.apple.com/jp/podcast/qing-kong-wen-ku-no-zuo-jia/id504177440?l=en

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posted by 高野敦志 at 01:23| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

ぼくはネコなのだ(46)

 それから極ネコは、かつてのぼくらのように、玄関前のプラスチックの小屋で、一日の大半を過ごすようになった。兄貴の言うには、あれでも一時は母ちゃんの連れ合いだったので、義理のお父さんなのだそうだ。
 ネコのオスにとっては、連れ子は邪魔な存在で、かみ殺してしまうこともあるんだから、それを父親扱いするのは変だと思うのだが。それを人間は「ままちち」と呼ぶらしい。ママで父親だなんて、まったく紛らわしい言い方だな。
 兄貴は億劫がって、ストーブとかいう暖かい箱の前で、居眠りばかりしている。ぼくは裏口のドアが開くと、庭に出て外気に当たることにした。寒くてびっくりするけれど、毛を奮い立たせて進めば、外を歩き回れる自由に、ネコとして生まれた喜びを感じるのだ。いくら冷蔵庫の上にのぼっても、小鳥が止まってることはないのだから。
 天気のいい日には、極ネコは日向に移動してうつらうつらしている。こちらが声をかけても、目だけ動かすばかりで、にらみつけたり声を出したりしてこない。遠くを眺めながら、昔のことを思い出してるようだった。固いえさが食べられなくなり、おばさんはやわらかい肉の缶詰を、極ネコに与えるようになった。あまりにおいしそうなので、半分食べかけた皿に顔を近づけたら、威嚇するどころか、笑ってるじゃないか。何か気持ち悪くなったけど、残りはいただいてしまった。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:40| Comment(0) | 文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

ネルヴァル Nerval の短編「緑の怪物」(ePub)

 19世紀フランスの狂気の詩人、ジェラール・ド・ネルヴァルの短編「緑の怪物」を新訳でお送りします。夢と現実の間をさまよいながら、シュルレアリスムの先駆的作品を生み出し、20世紀になってから再評価されたネルヴァルですが、今回紹介するのは、ネルヴァルの狂気の側面がうかがえる怪談です。
 作中には多数の固有名詞が出てきますが、余り気にせずに読み進めて下さい。注釈は最低限にとどめました。以前、「緑の怪物」の要約をブログに載せましたが、今回はガリマール社版の『ネルヴァル全集』第3巻を用いて全訳しました。なお、筑摩書房の『ネルヴァル全集』第4巻には、中村真一郎訳の「緑の怪物」が収録されています。
(注、ジェラール・ド・ネルヴァルをフランス語で表記すると、Gerard de NervalのGerardは、本来ならeにアクサン・テギュ accent aiguが付きますが、文字化けが発生するため、アクセント記号は省いてあります。)

 以下のリンクから、拙訳をダウンロードして下さい。
lemonstrevert.epub

 iTunesからダウンロードする場合は、ミュージック→iTunes→iTunes Music→podcasts→当該のフォルダの下に、ファイルが入ります。
 IEでダウンロードした場合は、拡張子をzipからepubに変えて、下記のアプリでご覧下さい。

 ePubはiOSのiPadやiPhoneなどで読むのに適した形式です。iBooksやbREADER(http://breader.infocity.co.jp/)でご覧下さい。Windowsでは紀伊國屋書店のKinoppy(http://k-kinoppy.jp/for-windowsdt.html)が、最も美しくePubのファイルを表示します。Windows8用のアプリのEPUB Reader(http://www.skyfish.co.jp/epubreader.html)でも開けますが、一部のレイアウトが反映されません。

 ブラウザからePubを開く場合、Googleのchrome(https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html)なら、プラグインのReadium(http://readium.org/)をインストールして下さい。
 firefox(https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/)にもプラグインのEPUBReader(https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/epubreader/)があり、縦書きやルビなどにもようやく対応しました。

 なお、パソコンのiTunesで「購読」したり、iOSのアプリpodcast(https://itunes.apple.com/jp/app/podcast/id525463029?mt=8)でマイpodcastに登録すれば、確実に新しいエピソードが入手できます。


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