奇抜さにこだわると、筋の設定にも無理がかかってしまう。取って付けたようなストーリーでは、読者がついていけないし、納得もしないだろう。描かれた世界が奇抜でも、その世界では必然性があり、結末に向かって牽引していく力を要する。
よく知っていることを反映させると、物語にリアリティが感じられるが、場面設定でも登場人物でも、描きたいテーマから必然的に生まれたものでなければ、生煮えみたいな不自然さが残る。
こうしたことを十分に考慮してから書き始めないと、書きかけた小説を途中で投げ出すことになる。文章に魂が籠もらないからだ。うまくまとまらないと感じたら、全く新しい作品を構想し直した方がいい。
ただ、こうした労力の無駄をしないように、自分がどんなことを書きたいか、テーマやプロットなどを、書き始める前に十分に考慮しておく必要がある。
「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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ラベル:小説,創作,文学賞