2020年09月20日

みんなそろって道後温泉(7)

 当時はまだ、本四連絡橋の尾道今治ルートは完成していなかった。ちょうど五年前のことである。今治の前にある来島(くるしま)に行ってみることにした。
 来島は村上水軍の本拠地で、「狂う潮」がなまって来島になったと言われるほど、海の難所として知られている。波止浜(はしはま)から来島までは5分、小島(おしま)まではさらに5分、今は尾道今治ルートのインターチェンジのある馬島(うましま)まではもう10分かかった。
 小型の連絡船に乗った50分の船旅だった。島に渡るのが目的ではなかった。来島海峡の中では、馬島の手前が一番潮の流れが速かった。船は大きく揺れ、はっきりした渦こそ見えなかったが、早瀬のような流れが、絶え間なく向きを変えていた。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:00| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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