2020年05月29日

東京湾アクアラインが出来る前(2)

 木更津港に着いた。駅までは徒歩で十五分ほどだったかな。正午過ぎの久留里線に乗った。一両の気動車で、速度は自転車ぐらいである。コトコトと水田地帯を進んでいく。これでは自動車にかなわないと思ったが、慣れてくるとのどかな感じでいい。
 久留里駅に着いたのは、午後一時半過ぎだった。お腹が空いていたのだが、入りたい食堂もないので、コンビニでおにぎりと麦茶を買った。線路沿いをしばらく進むと、久留里城入口の看板が見えてきた。
 平日の昼間とあって、通り過ぎる人の姿もない。坂道を上っていくと、正面に短いトンネルがあった。そこから風が吹き下ろしてくる。コンクリートの道を進むと、右方は野鳥を観察するハイキングコースとなっていた。
 木の階段を上っていくと、まず、火薬庫跡があった。その先には堀切があった。これは戦時に備えて、尾根の途中を切り崩して、その上に木橋を設置し、敵が押し寄せたときには橋を落として防戦するためのもの。また、曲輪(くるわ)というのは、山の斜面に設けられた平らな区画で、付属する施設を配置したり、兵士を配備しておく所。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:43| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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