2020年05月27日

The Wes Montgomery Trio

 僕がジャズを聴くようになったのは、20代になってからだが、最初にファンになったのがウェス・モンゴメリーだった。その頃はロマンチスト(?)だったから、感傷的な曲が好きだった。Here's That Rainy DayやDays of Wine and Roses などが特に。
 ただ、バブルの頃に出たCDは音質がよくなかったし、テープも繰り返し聞くうちに、音がすり切れていった。メロディーは素晴らしいのに、肝心のギターの音がぼやけている。1968年に43歳の若さで亡くなっているから、当時の録音技術の限界かなと思っていた。
 ジャズの楽器の中で、ギターは控えめな音を出す。サックスやトランペットが一番目立ち、次にピアノ。これらの楽器が派手な音で演奏すると、ギターは裏方の伴奏のようになってしまう。このアルバムでは、ウェス・モンゴメリーは、メル・ラインのオルガンと、ポール・パーカーのドラムを従えて、ギターが美しく響く個性的な音空間を作り上げた。オルガンは一歩下がり、ドラムは静かにリズムを奏でていく。
 収録されているのは、'Round MidnightやWhisper Not、Satin Dollなどスタンダードな曲が多い。音の世界に浸り切るには、ハイレゾ音源をヘッドフォンで聴くのが一番いい。今まで聴いたウェス・モンゴメリーのアルバムでは、録音状態はきわめて良好である。演奏している現場にいるような、音との一体感が味わえる。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 01:24| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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