2020年05月04日

オンライン授業はオンデマンド配信で

 Zoomによるリアルタイム配信は、語学の場合には対面授業に近い形を実現する一方、通信の具合が良くないと、回線が途中で切れてしまう。その際に、学生の一部が追い出されて待機中になってしまう。学生に発言させようとしてミュートを解除するように促しても、学生の側がミュートを解除しないと、発言が参加者には伝わらない。本人はしゃべっているのに、誰にも聞こえないという事態が発生する。
 大学の授業は二時間目から四時間目が多い。この時間帯にアクセスが集中したために、某大学ではサーバーが落ちて、大学のコンピューターに誰もアクセスできないという事態が発生した。また、学生側がスマホしか持っていなかったり、Wi-Fiの状態が良くないと、Zoomの授業に参加できなかったりする。
 その場合、授業料を払っているにもかかわらず、オンライン授業に参加できないという事態が発生する。教師の側はオンライン授業の内容をすべて録画し、アクセスできなかった学生にデータを渡す必要がある。毎回の授業で膨大な情報を、ハードディスクに録画していかなければならなくなる。
 そこで、オンデマンドでダウンロードする方法が推奨されるというわけである。学生はアクセスが集中しない時間帯を選択でき、よく分からなかった場合は、聴き直すことも出来る。ただ、この場合も、動画による配信は膨大な情報量となる。一回の講義をダウンロードするだけでも大変で、こま落ちしたりする恐れもある。したがって、音声のみのオンデマンド配信が、教師の側も学生の側もストレスが少ない。
 実際に講義を録画する際に使うソフトウェアーは、大学側が一括して購入して、教師が使えるようになっている場合が多い。EverLec(http://www.xinics.com/CCPMaterial/EverLec_User%20Manual_For_Package_JPN.pdf)というソフトウェアが、初心者にも扱いがやさしい。教師の顔とともに、パソコンの画面共有や、PowerPointの表示を行うことができる。画面共有で配布するpdfファイルを表示し、強調したい内容は、PowerPointを使用することになる。
 ただ、先に述べたように、動画の情報量は膨大なので、オーディオのみの講義が推奨される。その場合には、フリーのAudacity(https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/audacity/)が使いやすい。かつてはMP3ファイルで出力するには、別途MP3用のドライバーをダウンロードして組み込む必要があったが、最新バージョンでは、あらかじめMP3の出力が可能になっている。タグの編集も可能であり、スマホなどで再生する場合を考えて、授業名を入力しておくと学生に歓迎されるだろう。
 音声で表示できない内容は、配布するpdfに画像として収録すればいい。また、音声だけでは分からない学生のために、資料の最後に、解答を記しておく配慮なども必要となる。
 なお、著作権法の関係で、書籍の一部をpdfなどで配布する場合は、著作権のある出版社に問い合わせ、配布するページと配布する学生の人数分の使用料を、出版社側に支払う必要が生じる。これは教室では特例として認められる書籍の一部コピーが、オンライン授業では適用されないためである。


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:33| Comment(0) | コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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