2019年11月29日

美幌峠から裏摩周へ(1)

 その夜は屈斜路湖畔のホテルに泊まった。窓の先には湖があるのだが、林に隠れて見えない。夕食はバイキングでおいしかったが、塩気が強いので、喉が非常に渇いた。北海道は東北出身の人が多く入植したので、味付けはどれも濃いめなのだ。
 寝る前に温泉に入った。泉質は硫黄分が多く、緑がかって白濁していた。露天の方は、行灯で岬にともる灯台を、石庭で海を表していた。二つの小島には松やススキが生えていた。夜見ると、なかなか風情がある。
 明日はいよいよ最終日となる。台風が来ていたせいで、どうもすっきりしない。そもそも、夏の道東が涼しいのは、太平洋から湿った風が吹き込んで、太陽光線を遮断するからなのだが。(つづく)


「青空文庫」の作家、高野敦志の世界
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posted by 高野敦志 at 02:50| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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