2019年04月29日

函館本線の謎(2)

 なぜ特急を下りてしまったかって? それは今回の旅の目的の一つが、21歳の時に感動した車窓風景、北の大地を初めて鉄路で走った風景を、もう一度目にすることだったからだ。ただ今回は時間の関係で、当時とは反対のコースをたどることになるのだが。
 手前に一両で止まっているのが、砂原支線経由函館行きの気動車だった。がらがらで数人しか乗っていない。早朝と昼過ぎ、あとは夕方に数本走るだけ。全くのローカル線と化している。これでは不便だから、乗るのは車を運転できない中高生や老人、鉄道マニアぐらいだろう。
 かつて函館本線の特急では、札幌方面に向かう下りは、大沼駅から海岸線に沿って、駒ヶ岳の麓を迂回する砂原支線を通っていた。というのも、大沼公園駅を通る本線は勾配がきつく、馬力の弱かった国鉄時代の気動車では、迂回せざるを得なかったのである。函館に向かう上りは、当時から本線を通っていたので、砂原支線を経由しなかったのである。(つづく)


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posted by 高野敦志 at 01:59| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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